月別アーカイブ: 2014年9月

ウィスキーがお好きでしょう

湯田温泉、旅館「常磐」の女将は個性派で、マスコミによく紹介され県内外に知名度はたかい。
毎晩8時から「女将劇場」が催される。入場は無料、常磐の宿泊客以外でも大手をふって玄関から入ることができる。
数年まえ農園で晩酌をすませ、家内の運転で女将劇場に行ってみた。常磐の浴衣を着た泊まり客がステージに近い場所に優先されるかと思ったら、早めに着いた私どもは最前列席に案内された「タダの客でも」立ち見がでるほど盛況。出演者は旅館のスタッフ。70歳ぐらいだろうか女将が、濃厚な化粧に黒の網タイツ姿で舞台を駆け回る。女将がやればフロントマンやボイラー担当、接客の女性もやらざるをえない。女将と従業員が、笑いを徹底的にサービスをする。わたしは、その女将の姿に胸があつくなった。これは社員教育だと感じたから。
以来、温泉街を派手な和服で歩く女将を見かけたら挨拶を必ずしている。農園ちかくの天宿温泉を私がひいきにするのは、この温泉も女将の系列だから。女将の一生懸命にわたしは惚れ込んだ。
きょう、お昼まえの常磐から昨夜の宿泊客を乗せた観光バスが国道に出た。ピンクの和服で厚化粧の女将を先頭に職員総出で手をふりお見送り。バスが少し前方の赤信号でとまった。
和服の女将が信号をめざして腕をふってかけ出した。従業員も女将の後を追い走った。
交差点の信号でとまったバスの車内から、乗客みんなが女将に向かって手をふり続けた。
また胸があつくなるシーンを女将は見せてくれた。

竹内まりや、最新アルバム(15曲)を買って配達中に聴いた。お目当ては「深秋(芙蓉の人)」それもよかった。
もっとよかった曲は「ウィスキーがお好きでしょう」石川さゆりもよいけれど、竹内まりやの甘い声にウィスキーより酔いしれた。

月曜日。暑かった!

農園の栗をイノシンが食べていたが、山のなかにもたくさん落ちるらしく最近は拾えるようになった。
鬼皮はわたしが「栗剥き器(ハサミのようなもの。田舎のホームセンターにある)」担当で剥き、渋皮は家内がナイフで剥いて、クチナシの実を水のなかに入れて剥いた栗に少し化粧をほどこして冷凍。主な使い道は、金光教太秦教会秋の大祭(来月)が終わりお直会の料理で家内が使う。今年は焼き栗ご飯の試作が昨夜の真砂恵さん家族にも好評だった。
きょう栗の簡単な保存方法を教えていただいた。鬼皮を剥いたら渋皮のついたまま秋晴れの太陽でカラカラに乾燥させる。乾いたら渋皮が指でとれる。それをさらに天日に干して「干し栗」湿気がこない容器で保存すれば、正月に水でもどして豆料理などに使えるらしい。まだ栗は落ちそうだからやってみたい。

美祢の山奥で病気のご主人を介護の奥さま「姉に届けてくれませんか」と段ボール箱を預かった。お姉さんは、水曜日(明日)の配達コースのお客さま。中身は栗・銀杏・ムカゴに新米。喜んで預かった。
きょうは真夏なみに暑かった。けれども、これから稲刈りのお百姓さんは「モミが乾いて、よいお天気じゃ!」

ゆっくり日曜日

先週の金曜日に最近オープンした周南市の道の駅に立ちよった。運営はよくわからないが行政が地域おこしで関わっていると思う。国道沿いに予算を使い放題のような箱もの。
店内は、農園ちかく高速道路「美東SA」のほうがよほど活気がある。
防府市大道に年間4億円売り上げる「道の駅」があると噂を聞いていた。
大百姓の反対、地域の小百姓さんたくさんが自慢の野菜や花に果物を、自分で定価をつけて持ち込む。栗でも米でも野菜でも同じ品物の値段が違う。生産者はその日の相場を争う。売上金の15パーセントがお店の収入。
今朝7時に農園を出て、その道の駅に行った。
開店の8時に入った。家内は野菜の種類の多さと安さにカゴを持ち動きまわる。
わたしは鮮魚のコーナー。今朝、地元漁師さんが持ち込んだ地元のアイナメにタコなど、驚いたのは手ごろなオコゼ(背のトゲは処理)が2匹で5百円。
今夜、真砂恵さん家族が農園に来るので家内はたくさん買い物。
それから母の見舞いに行った。朝食が終わりゆっくりしていた。看護婦さんに聞いたら、今の治療は利尿の薬だけ。ご飯もやわらかいものから通常の食事になった。
1日中、母は楽しい夢の世界で生きており、その模様を笑顔で話してくれる。
山口市内に配達。終えて湯田温泉「温泉の森」に行った。1時間以上温泉を楽しみ休憩室で家内と合流。レストランのメニューは気に入らないので農園に戻り昼ごはん。
1時間昼寝もできて、よい日曜日になった。夕方の真砂恵さんたちを待っている。

御嶽山が噴火

NHKテレビ番組で、豪雨や地震、火山噴火など自然災害をテーマ別に構成された内容が特集され録画してみてきた。
先日は火山噴火が内容だった。火山学者が日本の火山噴火は沈みこむプレートの摩擦でマグマが生まれる。ハワイ島などはマグマが地表まで隆起しており、その違いを説明した。日本の観測で地表の膨張がかなり高まって大規模噴火が予想されるのは桜島。次に20キロメートルの火口の阿蘇が噴火すれば噴煙が太陽光線を遮り気温低下の災害も出ると学者は研究成果を示した。
その録画を今朝の早朝みた。そして御嶽山がお昼まえに噴火した。大勢の人が秋を楽しみに入山している。学者は「想定外」とまた弁解するのだろうか。
普賢岳の火砕流・阪神淡路の揺れ・東北を襲った揺れに津波。
ゲリラ豪雨の山崩れに突風など、学者が事前に余地して対策がうてた災害はない。
さかんに「来るぞ!30年以内の確率で」と災害マップまで学者がつくってくれているが、天地自然のおおきな営みを地図情報におとすことができるのか。人智の限界を御嶽山「まだわからんか」と噴き上げた。

土曜日のコースに下関が加わり、昼寝をしないで走り続けた。

残暑とても厳しかった

詳しい内容はよくわかっていないが。昭和12年におきた盧溝橋事件。夜間訓練中の日本の支那駐屯軍に向けて実弾が発砲された、この発砲事件で国民革命軍と戦闘状態になり、長い日中戦争の引き金になった。
この発砲は果たして国民革命軍から撃たれた弾か、中国を武力で制圧したい日本軍が撃たれたから撃ちかえしたシナリオで「大義」を演出したのか真相は謎。
新疆ウィグル自治区で、少数民族が漢族に基本的人権を脅かされている。だからウィグル族が「テロ」を企て治安を脅かし中国政府は力で制圧する。
しかし、これも制圧するための「大義」の旗印をあげるための共産党の演出ではないかと推理はできる。

動物が好きなので配達さきにペット、とくに犬がおれば話題はたくさんある。
新南陽市のお客さま。高齢室内犬の具合が悪い。獣医師が1日おきに往診して高価な治療を施す。腎臓の数値は計れないぐらい悪いらしい。
生かしておくことが犬にとって幸せなのか、飼い主の情けでつらい毎日をおくらせているのではないか。延命はよいのか。玄関さきで奥さまが、わたしに問われた。わたしが判断することではない。飼い主さんがここは決めなければならない。

きょうはクーラーを使うぐらい残暑が厳しかった。

浪花の鈴虫

6時半。長丁場の木曜日をスタート。7時のラジオニュースのまえ「ラジオあさ一番」も毎日の聴く楽しみのひとつ。
長年通う都内のトンカツ店。カウンター30席を二人で忙しく切り盛りする。トンカツの味は最高。それよりお客さまへの目配り、気配りが最高。
食べおわるとカウンター越しにサッと熱いオシボリが出る。友人二人で並んで食べたとき、わたしが食べおわり箸をおいたらオシボリが出た。もう少しで箸をおく友人にはオシボリは出さない。箸を夕方が置いたら即座にオシボリ。
経営戦略の講師をされる遠藤 功さんが「微差力」をテーマに話された。99までライバルと同じでも、あとの1つで差をつけるのは気配りと心配り。イノベーションは微差力が基本になくては成就はしない。
わたしがお掃除の会にご縁ができたころ、鍵山先生は「微差大差」をテーマに講演をされ何度も拝聴させていただいた。まさに「微差力」を、便器を磨き、履き物を揃えたり実践され説かれていた。あらためて鍵山先生の教えを再認識した番組だった。学者はトンカツ店で学んだ話題。自ら実践ではない。ここがテーマの「差」
下関の寿司割烹「浪花」に配達。店内に鈴虫が秋の音を響かせていた。

下関市内を走行中、子猫が血を出して車道で少し動いた。
先日、パーキングに停めたら目の前に小鳥のヒナが座って鳴いていた。
どうすることもできない場面に遭遇したとき心が痛い。

下関市内の理髪店。松村御大が散髪中。今朝のふく初セリを話題にした。やっぱり風物詩として松村御大が出たころがわたしはよかった。

骨壺物語

2時半に目がさめた。4時ぐらいから朝食・弁当をはじめればよいのでBS海外メディアの報道をみた(無料アプリ新聞では映像がない)。ロシア地域・シリア周辺に中国自治区など火薬庫に緊張が増している。

水曜日は八幡さま朝参り。境内地で昨夜発表の宝くじ当選番号を携帯電話で確認。なかなか神様は当ててくださらない。

前の仕事をしているとき在宅で録音テープを文字にする仕事(反訳)をされた女性が、農園をはじめて直後から仲間の注文を取りまとめてくださり水曜日の朝玄関にお届けする。
今朝は玄関のドアが閉まっており、小雨がふるのでチャイムを押した「社長!いつもありがとうございます」と言われ「社長はこらえてください」ではじまり立ち話。
早い時期に引退したいと話したら、うちの父親は91歳ですが、80歳過ぎまで米屋で現役でした「もう20年、配達お願いします」わたしは返答に困った。
法人登記では、長男の正志が社長になっている。名実ともに社長として農園の黄金時代?を歩むには、わたしは煙突のフタ。早くフタをあけたほうがよい。それで燃え上がらなければしかたがない。

酒屋の井上さんも水曜日「三河みりん」を買う。これから魚で活躍。わたしの秘蔵DVDを2本貸し出し。ペリリュー島。来年、天皇皇后さまが慰霊に訪れられる激戦の島。アメリカが動画で撮した70日の戦闘映像。
井上さん、ご自慢の息子さん、作曲家「井上トモノリ」さんが、秋元康さん作詞、Leadの歌「線香花火」バラードのとても素敵な作曲をされ一枚いただいた。
先週、わたしの骨壺を制作していただいた今村先輩。お金は固辞されたので清酒を持参。酒好きは酒で喜んでいただける。
わたしは、毎晩の晩酌で壺をながめている。

今夜は日本酒

タブレットを手にして、疑問を解決しながら頭が少し活性したように感じている。
わたしには必要ないと新しいことを避けてきたが、携帯電話のバーコード読みとり機能をつかい「nanaco」の申し込みメールを送り、わたしの認証番号が返信され、セブンイレブンでカードを取得できた。毎朝のホットコーヒーは、レジで音を鳴らせるようになった。はじめに入金した2千円がなくなり、今朝はセブン銀行でチャージができた。出てきた入金明細を「やった!」とながめた。
祭日で火曜日の山口市内配達先の学校や会社は休み。さっさと走ればいつもより2時間ぐらい早く農園に戻れるが、ゆっくり走れる日はお客さまとゆっくり会話をしたほうがよい。とくに日頃はお留守で決めた置き場にお届けのお客さまが在宅が多く、しっかり会話のベルトをかけて農園にはいつもの夕方戻った。
山口市内。県道そばのお宅は老夫婦。そのお宅が激しく壊れていた。ばあちゃんが「きのう午後、車が突っ込んできた。家族四人が乗っており、後ろの席に子供が二人おった。両親も子供も怪我がなくよかった」
自宅が壊れたことよりも怪我のなかったことを喜んでおられた。
ばあちゃん驚いたろうと尋ねたら「なんかわからんけど、おおきな音で家がゆれて、悲鳴が聞こえて死ぬかと思った。怪我人がなくてよかった」
何年か前に住宅街の側溝に脱輪した。ちかくのおじいさんが「わしの車で引っ張ろう」と用意をはじめたとき、ばあちゃんが出てきて「なんで、あんたが余計なことをしよるかね」とじいちゃんを叱りつけた。結局、酒屋の井上さんが近い距離で応援を頼んだ。
あのばあちゃんとえらい違いを感じた。
今夜は日本酒がほしくて冷酒。寝酒はウィスキー。

迷惑メールをブロック

月曜日のお客さまに自衛隊を退官された方がおられる。立ち話で、今回の北朝鮮が約束を果たさない不誠実な感想を聞くことができた。
拉致・失踪者に残留邦人の消息が日本に報告され帰還が始まるかのような世論を日本国内でつくり出し、それをくつがえせば政権批判の世論も出てくる。それは避けたい政権への揺さぶり。北は不誠実を繰り返しながら今後の要求をあげる瀬戸際外交のプロセスだろうと。

昨夜から今朝にかけてタブレットに「2等賞金700万円当たりました」の迷惑メールが10通ちかく受信されていた。その後も内容をかえて昼間でに次々に着信。ストレスは絶好調に達した。携帯電話の迷惑メールは対処ができるけれどタブレットは初心者でお手上げ状態。
配達コースを外れてドコモ店に立ち寄り対処の方法をマスター。すっきり、さっぱりした。今度はいつでもこい迷惑メール。
朝は涼しく長袖シャツを着たけれど、昼間はクーラーを使うほどの気温になった。

母は太りはじめた

日曜日は山口市内に10時ごろの配達が一件あるだけ。
習慣で4時前に目がさめる。ゆっくり犬たちと散歩を楽しみ。食事もゆっくり。
7時半に農園を出て母が朝食をいただく時間に病院。ほぼ妄想の話題につきあいながら、こぼれた食べ物などきれいにする。
小便が出ないとき、水分を補給するためスポーツ飲料を持ってくるように連絡があり、途切れないように持っていった。食欲が旺盛になり太り出したのでスポーツ飲料もストップ。とにかく食べる。

山口市経由で農園にもどり、昼食で缶を一本、昼寝を30分。
午後から草刈機を担いでしっかり汗をかいた。
西君墓前に花を供え、神式ではあるけれど線香もたてたら西君喜ぶだろうとたくさんたてた。

昼寝は2時間

昨夜のドキュメント72時間は、千葉県鴨川「亀田総合病院」3000人の職員が働くマンモス病院。その片隅のコンビニエンスに72時間カメラを据えて、昼夜訪れる患者や職員をとおしてわたしの知らない世界を番組はおしえてくれる。
30歳の独身女医さんが徹夜の勤務を終えて栄養ドリンクを2本飲んでいた。このあとも勤務は続く。結婚を考える時間も気持ちも余裕はない。彼女の支えは「おめでとう、と言える科ですから」かもわからないと思った。
退院する高齢の男性が買い物に立ち寄られた「退院おめでとうございます」とカメラが声をかけたら「いや、がんが転移して手術が無理なんです」と。
大病院の内側が少し理解できてよい番組だった。

今朝も7時すぎから歩きはじめた。山口市内の大型商業施設。8時から荷受けが始まるまで駐車場を歩く。きのうも同じ時間に見た人たちが今朝も同じ場所で同じことをしている。自動販売機のそばのベンチでくわえタバコでスマホの女性。ちがうベンチで朝刊を読む軽トラックの男性。制服姿で清掃業務の4名。
きのうと違う風景は、10時開店から販売の限定品らしい「妖怪時計」を待つ座り込んだ列。先頭は白髪の男性。自分で使うのか、プレゼントか転売かと空想しながら側を歩いた。わたしの定点観測。

8時に納品をすませて萩市の旅館まで約1時間。中国山脈越えの道。ラジオ文芸館は鮮明に受信できるネットラジオ。きょうの45分朗読を楽しみにしていた。
作家の角田光代さんは、作品を読んだことはないが新聞や雑誌のコラムは読んでいた。たしかボスニアだったと記憶しているが、市街戦後を訪れ市民にインタビューをされたテレビ番組があった。
とてもリアルな心が揺さぶられる証言があった。わたしは、それは聴き手の視点が正確だからできた取材だと感じて角田光代さんを気にしていた。
彼女の短編小説「誕生日の休暇」が女性アナウンサーにより朗読された。
予想したとうり、心の描写が繊細でよい作品だった。
これから角田光代作品を読んでみたいと思った。
土曜日の昼寝は2時間熟睡。

レギュラーを大盛!

赤トンボで特攻された方が遺した「背を丸め 深く倒せし操縦桿 千万無量の思い 今絶つ」宮古島の片隅に立つ碑を古川薫先生が、地元のタクシー運転手さんの案内で発見された。
二・二六事件に加わった兵士が集められ極寒の満州に追われ、ノモンハンを戦い最後は宮古島で宮古島で500名ほど、豊兵団とよばれた部隊は全滅した。
周南市で金曜日を終わり、いつものスーパーマーケットに立ち寄り買い物。徳山の書店でタブレット関係の本を買うつもりだった。書店のパーキングに停めて財布をさがしたがない。本気で隅々までさがしたが見つからない。
最近どうもボンヤリが多くなった。夕方、犬の蚊取り線香に火をつけてその場を離れ、しばらくして思い出して急いでいったら作業場の机を焦がして消えていた。
鍋をガスコンロにかけてほかのことに没頭して、自動消火機能に助けられたり。信号機を漫然とみて危ない場面があったり。
30年以上使った財布をどこかに落とした。免許証や今月の生活費も無くなりため息をついた。
もしかすると。とお肉などを入れたクーラーボックスを開けたら財布がよく冷えていた。
ラーメンを食べに行く途中でガソリン給油に立ち寄ったときの失敗談をラジオで聞いた「レギュラーを大盛!」
わたしの仲間がいた。

木曜日おわった!

木曜日は走行距離が240キロ前後になる。運転の疲れは夕方腰に出てくる。けれども農園にもどり、おお喜びしてむかえてくれる犬たちと散歩をしながら腰の疲れがとけていくように感じる。

下関唐戸の理髪店。客がとぎれた時間、ご主人は鉛筆画に没頭される。奥さまは片隅の椅子で読書。
「よかったら読まれませんか」と山口新聞切り抜き約3ヶ月分。地元の直木賞作家、古川薫先生「木枯らし帰るところなし」を頂戴した。古川薫先生三回セミナー、大内文化の講題から毎回1時間ぐらい脱線して、終戦まえ宮古島から発進した、練習機(赤トンボ)の現地取材が話題になった。古川先生は東京で赤トンボの制作、製造現場におられた。木造の骨組みに布切れを張った赤トンボは250キロ爆弾を抱えると飛べない。水面すれすれを飛行して特攻する。金属機体でなく、低い高度で艦船レーダーに映りにくく効をそうしたらしい。
古川先生(90歳)の力作を読ませていただく機会に恵まれた。
奥さまはは山本一力「大川わたり」をいま読んでおられおもしろいと言われた。次回は一力談義が楽しみ。
菊川の室内犬の「はなちゃん」が数ヶ月まえからひどい皮膚炎で痒みに苦しんでいる。わたしの愛犬「はなちゃん」は毛穴に極ちいさいダニが広がり痒みに難儀をした。
おばあさんがペットクリニックにみせても老犬のせいもあるのか積極的な治療をされない。はなちゃんの炎症がひどい患部に透明ビニールテープを押しつけて、そのテープを美祢市の獣医さん(農園犬のかかりつけ)に顕微鏡でみていただいた。ダニは発見できなかった。ダニなら治療方法があると言われていたから残念。
おばあさんに結果を電話で知らせ、獣医さんからすすめられた民間治療方法をつたえた。高齢犬の治療はなかなか困難なハードルがたくさんあることがわかった。
岡本拓也さんのヤギを去勢することも回答を得た。
「よしの」店主もタブレットをはじめて、いま苦戦中。

宝くじハズレ!

今朝のニュースで、わたしに一番関心があった内容は、昨日の官房長官記者会見で、戦後70年戦没者慰霊で両陛下パラオご訪問。
数ヶ月前のNHKスペシャル「ペリリュー島」が放映された。パラオ共和国である。その番組をみなければ日米激戦地のペリリューは知らない島だった。
この島へ慰霊訪問はヘリコプターを使い、ご宿泊は巡視船を検討されているとの報道。戦没された御霊さまも70年の節になるだろうと思った。
水曜日は今村先輩(これからは先輩と)と歓談が楽しみ。カルタの奥さまも仲間入りされる。
かねてより制作をお願いしていた、わたしの骨ツボが見事に完成し頂戴した。金箔を流したような高貴な風格のイッピン。そのときまで焼き物として飾れそう。とくにフタがピタリと合う。熟練された腕前と敬服した。
配達を済ませて血圧検診。女医さんのミニスカートで血圧上昇。散髪も済ませて農園にもどった。
昨夜の宝くじ発表はハズレ。今朝、西君参拝で「3等でよいから」と柏手を打った。

イノシンからカラスまで

昨年から農園内にイノシンが毎晩出没して、大好物のミミズを食べるため耕運機のように土を鼻で掘り起こす。土の下からたくさんの石(農園は50年前に川が氾濫して地中には川石がゴロゴロ)が地表に転がる。
草刈りの刃が石に当たるので、石を拾って土を平らにする。それも一晩で掘り返される。
廃棄する漁網を大量に手に入れて、鉄筋を支柱にして農園を漁網バリアで囲った。イノシンは網が足に絡みつき嫌がり、これまでのところバリアは効をあげている。
しかし大きな問題が生じた。この漁網に農園のヘビが絡みつきたくさん死んだ。ヘビの数が減ると、山からネズミが寄ってくる。野良猫も事故死。ヘビの数も減るからネズミの天敵はいない。
そこで、殺鼠剤(薬屋)の強力なもので駆除した。2週間ぐらいパンに塗り食べさせたら、ほぼ駆除ができた。
しかし、草むらなどで薬で死んだネズミを食べるのはカラス。農園に居着いている夫婦のカラスは仲がよい。屋根や電線でからだを寄せあっている。その1羽が先日、草むらからネズミをクチバシでくわえて飛んだ姿を見た。食べてはならないけれど。
毎日、1羽になったカラスが農園でカアーカアー。カラスだけではないタヌキやキツネもネズミを食べたにちがいない。
ゴキブリやアリやムカデに効く薬剤はある。カやハエを駆除するスプレーもある。それで死んだ虫や動物は必ず食べられるから、人は駆除の結果の連鎖まで考えてはいない。
共に生きることの難しさをイノシンからカラスでわかった。

韓国の民族楽器カヤグムを弾きながら歌える呉 明美(オ・ミョンミ)さんが、山口市内のある団体の観桜(かんおう)会。老舗旅館 松田屋の宴に招かれ、韓国と日本の架け橋を演奏と歌でかなえられた。
その会場におられた方が感激されて、今年の年末に松田屋旅館で美明さんコンサートを計画されていることを配達の方から知った。
とても嬉しい、きょう火曜日の出来事。

死んだら心はどうなるのか

昨夜のNHKスペシャルで「臨死体験 死ぬとき心はどうなるのか」立花隆。
立花隆さんは、学生時代に三隅町の香月泰男画伯の家に長く逗留し、香月さんのシベリア抑留体験をつぶさに聴いた。学園紛争が激しく大学が機能しなかった理由もあるらしい。
香月のシベリア抑留体験を立花さんが追体験する番組があり、立花さんは極寒のシベリア鉄道で旧満州からシベリア奥地へ暖房のない貨物列車で、トラックの荷台で旅をした。
たしかサーヤという収容所跡にたどり着き、凍土に無数の墓碑をみつけて泣き崩れる場面があった。
作家でありながら独自の視点で現在を読み解く立花さんファンのわたしである。

立花さん。74歳をむかえ術後のがんが再発されていた。そのなかで「死ぬとき心はどうなるのか」をテーマに世界を取材されたから、なお説得力がある内容だった。
具体的に少し理解できたところは「心(意識)」は、感覚・感情・行動や記録と個人の体験を記憶している脳を、クモの巣のように張り巡らしている(数学的には表現できる)ものが「心(意識)」をつかさどっている。だから睡眠中は無意識となる。
このクモの巣をマシンにつくれば、心を持ったマシンが動きはじめる。
壮大な理論で、わたしにはうまく番組を解説できないが臨死体験は、ある意味錯覚であり、心臓がとまれば心もなくなる。
けれども、臨死体験も死後の世界もきっぱり否定はできない。そんな終わり方だったと思った。
立花隆さんの現場に身をおいて考える生き方に憧れる。長生きされるよう祈った。

連休の最終日の月曜日。岡本拓也さんの母上が、今年も味噌を仕込んでおられた。朝の3時半から「やっているのよ」と顔は生き生きとされている。今年も600キログラム以上の味噌をつくり、ほぼ全部を身近な人に差し上げて終わる。その見返りは求めない。
笑顔で働く1枚を携帯カメラでうつした。来月の農園日記にご登場!

母へのプレゼント

向田邦子の愛した鹿児島「父の詫び状」その原点をたどる。
数週間まえ録画した番組を早朝みた。
作家、山本一力が向田邦子が父親の転勤で、東京から鹿児島に移り住んだとき、食べ物や学校生活など異質の文化にふれた新鮮な感動を作品にあらわし、その現場に一力さんがおもむき追体験をする番組内容だった。

映画で向田邦子作品。高倉健・板東英二・寺島純子「あ・うん」男ふたりと女ひとりの心模様がおもしろかった。
高倉健と藤純子は、高校生のころ映画館に通った任侠シリーズの花形役者。いまでも高倉健は必ず観に行く。
最近その「あ・うん」単行本をいただいた。映画を観てから原作を読んだ。やっぱり活字の世界で想像をひろげるたほうが臨場感がある。

わたしのい好きな作家新田次郎。そのなかでも「芙蓉の人」は、若いときから何度も読み返しては感動した。
その作品がテレビ6回シリーズになった。全部見終わり、やっぱり本の世界がよいと感じた。
最後の場面。野中到が晩年に娘を伴い野中観測小屋に行った。亡き妻が観測時に羽織った外套をかけていた朽ちた柱に残った釘。
活字のなかでは、その釘の理由を話して、柱から釘を抜き娘に渡した。
映像では、黙って手渡した。

松下奈緒は、越冬にしては小綺麗過ぎて、料亭女将のように感じた。山麓の人たちの方言は、あまりにリアルでわたしの耳には聞きづらい。
やっぱり活字がわたしには馴染める。

母の食事に間に合うように行ったが、すでに食べ終わり落ち着いていた。
会話は天皇陛下やわたしの知らない昔の話を、きのうの出来事のように一生懸命に話す。敬老の日といっても、食べ物持ち込みは厳禁だから、プレゼントに悩み、きょうは時間をかけて話を聞くことをプレゼントにした。
しゃべり疲れて「きょうはどこに行くのかね」と言葉が出たから「配達がある」と返答したら「気をつけて行きなさい」で終わった。
午後から夕方まで大粒の汗をながして仕事をした。

今朝は15度

きょうから配達順番を変更した。これまで6時前に農園を出たが、きょうは1時間遅れの7時。朝の1時間ゆとりになった。犬3頭もゆっくり散歩ができた。
山口市にはじめに行き、それから萩市に向かう。冬場最大の凍結難所「雲雀峠」通過は9時半。これまでは6時半だったから冬場は少し安全になる。
萩市から長門市に向かうとき、快晴の青空とおだやかな紺碧の日本海に島々。車をとめてシャッターを切った。
昼寝を3時間。起きて草刈り3時間。心地よい疲れを虫のさえずりが癒してくれる。
今朝は15度だった。

うれしい金曜日

4時前に起きてタブレット版「産経新聞」をひらいた。昨夜の朝日新聞社長の記者会見が気になった。
わたしが一番気になったことは慰安婦問題の根底が崩れた。その韓国マスメディアの反応。案の定、この件にあれほど敏感な韓国メディアが沈黙している。吉田調書の朝日新聞報道にセオル号の逃げ出した船員と同等扱いもした。
朝日新聞と韓国メディアはどう責任をとるのだろうか。
私の母が、女子挺身隊として、まさに身を挺して日の丸ハチマキをしてお国のために奉公したことと慰安婦を混同した論調で、わたしはそれを受け入れ難く悩んだときがあった。
数々の食品偽装事件など、嘘の責任の取り方は業界から去ることが先例にある。

下関市の山岸さんから先週、染め物仲間の防府市在住の方に卵のプレゼントのご注文を受けた。タブレットの予定にご住所とお名前などを入力していた。
昨夜、配達の確認で入力した住所をタップして地図上に詳細な場所を出した。気がついたのは、この11月で農園に来て6年になるハッピーが、7頭の子犬を育てたヤブのすぐ近くのお宅だった。
今朝のハッピーをタブレットで一枚撮してお宅に向かった。
地図情報は満点の精度で迷わずに着いた。ハッピーの写真をみていただいたら写真に手を合わされた。
乳房だけ大きい痩せこけた野良犬がいました。野良猫に少しの餌を置いていたら、この犬が食べていました。いつの頃からかいなくなりました。あの頃は痩せていましたが幸せそうに太りましたね。
農園に来たときは体重7キロ。フィラリア感染。人間不信。
今は体重16キロで健康。フィラリア病原虫も寿命(5年とか)をおえている。
野良犬ハッピーを心配してくださった方にご縁がありよい金曜日になった。
今朝の気温は17度と冷え込んだ。

木曜日は長い1日

朝5時に犬たちが激しく吠えた。数日前からイノシンがカボチャと栗を食べあさり、深夜に犬が気配を察知して騒ぎ、そのたびに栗とカボチャに「こらーっ!」と照明と大声で効きめのない反撃する。
今朝の騒ぎは、佐賀ナンバーの車が農園そばに止まり仮眠をはじめたから。ハヤ釣りの常連で1日川に向き合いどっさり釣果をあげて帰る。佃煮をつくるらしい。
6時半。木曜日を元気にスタート。
浪花の荒川さんにお土産を用意した。ゆうちょ会員冊子「ときめきプラス」能楽師、安田登先生の「おくのほそ道」に隠された背景を読み解く。を読んでいただきたく。
安田先生ほど著名な方が何度も農園地域で、老人や勉強嫌いな私や高校生に「おくのほそ道」と「能楽」について敷居を下げた話をしてくださり、荒川さんも聴講された仲間だから。
美祢の「よしの」は3時。シリア情勢、反アサドに誰が何の目的で資金や武器を調達しているかをワイワイ。
朝日新聞がいつ崩壊するかをワイワイ。
奥さまは、また、馬鹿な話をしていると笑いながら後始末。
お盆休みを来週2日とり夫妻で温泉休養される。
加奈ちゃんが「足立さんの車があったから」と子供二人と入ってきて話題は加奈ちゃん。いつも満面の笑顔がトレードマーク。二人の男の子もよい育ちかたで、子供らしい元気。
獣医さんに立ち寄りフィラリア予防薬を買った。太郎さんの歯肉化膿が手におえないとき処置する薬と注射器を、高齢で車酔いのひどい太郎さんをいただいた。
明朝は20度をおおきく下回る農園地域の天気予報。

彼岸花が咲き始めた

木曜日の10時にお届けしている、下関市「浪花」荒川健一が産経新聞(九州・山口)に味風土記を不定期連載されている。9日の掲載は「アマダイ」
読書家の荒川さんの文章は洗練されている。アマダイの種類。料理の基本は冬に向けて浪花で出される「アマダイのかぶら蒸し」を詳細に展開されて、おまけに家庭で簡単につくれるレシピを紹介された。
東京オリンピック。選手村の料理は、帝国ホテル村上総料理長がしきられた。常識では考えられない、約2千近い料理長のレシピをスタッフに公開された。「これで、日本の料理レベルがあがればよい」そのカレーレシピをいまでも続けているお店が北海道にあるらしい。
アマダイを読みながら、村上シェフの番組を思い出した。
今月で産経新聞の購読はとめて、タブレットを使う。記事がどんどん更新され新鮮なニュースが読める。

今朝、コンビニのレジで前の客がテレビ番組情報誌を買った。
車にもどりタブレットの番組アプリをインストールして山口県を指定して開いた。
農園のテレビは機能がふるく番組を見るときは日にちを飛び越えて確認できない。アプリの番組表は簡単に数日先に飛べた。検索マークが表示されていたので大好きな歌手名を入力したら、その歌手が歌う番組一覧が出た。今夜の「ためしてガッテン」ホームページは、インスタントラーメンがお店よりおいしくなる技らしいことまでわかった。このアプリは使おう。
今村さんが「亀はいらんかね」近くの溜め池の水が抜かれ、メダカや小魚の救出に網を持っていかれたらしい仏の今村さん。小さい亀も庭の入れ物でうごめいていた。臭くない石亀だった「飼います」と箱に入れた。ホームセンターで飼育容器を買い、駐車場で「亀の飼育」をタブレットで検索した。要は冬眠。冬眠の環境を室内でつくるにはハードルがあり、暖房して冬眠させない飼育をしたら寿命が短くなることがわかった。飼育容器は無駄になったが、農園そばの川に放流した。小野湖のヌシになれよと見送った。
呉 明美さんからお葉書。中秋の名月、韓国では秋夕(チュソク)と祝う。韓国料理の「てじょん」でチュソクのその夜カヤグムを演奏しましたと近況が届いた「てじょん」宴会を計画したい。

ダイエット作戦

最近ベルトの穴がひとつひろがった。長雨で歩く日が減ったことが原因と思う。
今朝は肌寒さを感じるほど気温が下がり晴天をむかえた。
いつもと同じ坂道コースを、両足で1キロのウェイトを足首に巻いて約40分歩いた。そのウェイトは1日外さない予定だったが、山口市内はエレベーターを使わない配達先が何軒もありお昼でギブアップした。
お昼のラジオニュースで高円宮家から離脱して出雲大社に嫁がれる典子さまに支払われる金額が公表された。
わたしは、いくら情報開示といっても機密費扱いをするべきで、その額が世間話になるようではいけないと思う。
さきほど犬の散歩中に振り向いたとき腰に痛みを感じた。これをぎっくり腰というのだろうか。腰を曲げて歩いている。
青魚がいよいよ旨くなり酒の量が増える。

今夜はお月見

きのう午後、草刈りをやめて寝たら3時間も熟睡した。それだけ寝ても夕方にはいつものように眠くなる。
「無理して働きなさんなよ」と最近年輩のお客さまから言われた。まだ若い(できる)と思って身体に無理をしたらいけない。その方は山あいで農業ひとすじで生計を営み、昨年から手首の痛みを辛抱して働いた。激痛でやっと整形に行ったら骨が変形しており手術。何本ものボルトが埋められた。
わたしは、腰が慢性的に痛い。肩が凝る。視力が落ちて耳鳴りがいつもしている。それぐらい。
3時間も昼寝ができたのは、疲れがたまっていたのだろう。今朝は元気に目がさめた。

岡本拓也さんは朝7時半「山羊の子供が2頭生まれました」で会話がはじまった。4頭になった山羊家族を拝見。これから抜群のテクニックで岡本さんの搾乳がはじまる。
購読している新聞は産経・毎日・宇部日報の3紙。産経新聞は今月で購読を終わることにした。タブレットで早朝から読めるから。
今夜は芋焼酎でお月見。

母は完全復活!

昨夜の録画「芙蓉の人」を見終わって、5時から朝食のしたくをはじめた。
日曜日は8時が母の面会。その前に1時間歩いていた。健康のために歩くけれど、そのために日曜日の朝を慌ただしくしなければならないことになっていた。
今朝は歩かず、ゆっくり食べて、犬たちもリードでしっかり歩かせて7時半ごろ農園を出た。
病院5階のナースステーション前が母の部屋。周防灘が眼下にひろがる窓際ベッドで、入れ歯を外して大きく口をあけていた。返事をしない母に声をかけ続けたが、どことなく他人のように思えた。廊下に出て名札を見たら母ではなかった。職員さんに尋ねたら「連絡せずにすみません。きのう大部屋にかわりました」教えてもらった四人部屋で、ベッドを起こしてもらい母は食べていた。廊下のわたしを見つけて手をふった。
8月初旬「会話ができるうちに」と照美さん(京都の長女)がとんできた。あれから1ヶ月で元気を取り戻した。夢のなかと現実が重なるようで、きょうは30代を楽しんでいた。わたしの父親がこれから刺身を食べに連れて行ってくれると笑顔になり。農園の卵は売れるかねと心配もする。金光教太秦教会にお祈りしていただいている御礼の電話。吉部八幡宮のご祭神様にもお礼の遥拝。お世話してくださるスタッフにも感謝。
山口市内の配達を済ませ農園で昼ご飯。缶ビールひと缶で3時間も寝た。予定は草刈りだった。トイレと風呂の掃除はできた。
中国新華社通信が報じている記事をネットで読んだ。
元日本兵の絵鳩毅(101歳)という人物が中国戦線で、日本兵が(慰安婦を殺して、その肉を食べた)という噂を耳にした。と話したらしい。それをネット配信した。
ポートモレスビー(ニューギニア)周辺の島々では飢餓により戦友の人肉事件もあった記録はある。中国大陸で飢餓でそこまでやったのかは疑わしいが、たんなる噂話の程度。
わたしが驚いたのは、この絵鳩毅はシベリア抑留をとかれ、中国撫順収用所に移送され思想改造された日本人の一人であり
中国帰還者連絡会
に名前をつらねていた。
吉田清治の「吉田証言」は崩れた。思想信条や表現の自由はあるが嘘は許されない。

怪獣カケホとデジラ

萩市の老舗旅館は、土曜日の朝7時お届けを何年も正確に続けている。
冬場は農園を6時前にスタート。氷点下4度ぐらいがあたりまえの雲雀峠は県内の冬場では凍結危険箇所。しかも萩市に向けてはカーブの下り坂。事故車両をかわしながら下る。わたしが現役で走るうちはなんとかするが、他の人が走るには危険な土曜日。
今朝、料理長に「来週から9時半ごろの納品をさせてください」とお願いして快諾していただいた。
来週から、7時に農園をスタートして山口市内を8時ごろ走り、それから萩市に向かう。もちろん山口市までにも凍結の路面はある。けれども高速道路をひと区間走れば、凍結防止の効いた安全ルート。

土曜日は宝くじを同じ売り場で1枚買う(ミニロト千円)。昨年から4万円以上を紙切れにした。当たった金額は4千円に届かない。先日、お客さまが宝くじをネットのゲーム?で6億円当てた。しかし、使ったお金は8億円だったらしい。
ある数学者が言うように「パチンコが一番儲かる」もうなづける。
タブレットで、竹内まりや「深秋」をダウンロードしたいと悪戦苦闘した結果。ダウンロードできる環境はできたが曲がまだリリースされていない。ちかいうちにダウンロードして楽しみたい。タブレットはボケ封じになるかもわからない。

看板の文字を眺めて走ると頭が変にりそう。「かけ放題をパケあえる」「カケホとデジラ」「遊び心極めちゃいます」

はんぱないヤバい!

テレビやラジオの会話で、わたしには嫌な言葉がある。代表格は「はんぱない」次は「ヤバい」
全国チェーンうどん店のノボリ「ヤバい!大盛り肉うどん」が目についた。これは食べたら下痢をするメニューかもわからない。

今月、新規の配達が2件ある。住所・電話・お名前を聞いた。これまでは正志がお店のパソコンで地図をプリントアウトしてくれた。けれどもタブレットがある。
スケジュールを無料アプリからとり、配達日と住所を入力。試しにその住所からグーグル地図を自動検索させてみたらバッチリできた。はんぱない!ヤバい!
下松の公園で休憩の社内でマップとスケジュールの連動ができた。
だんだんタブレットの面白さがわかりはじめた。きのう加奈ちゃんに「ブログをアプリから作りたい」と話したら「ぶち簡単!こんどレッスンしましょう」と引き受けてくれた。農園生活に終止符をうつ日がきたらブログをはじめようかと思い出した。
加奈ちゃんブログは

http://petitlab28.exblog.jp/

健太が騒いで寝不足

昨夜から雷雨。健太は落雷が大の苦手。作業場につないでいる鎖を切るぐらいのパニックになる。吐き出したものを片づけたりと寝不足のわたしはうんざり。
下関市内を配達するときが豪雨のピーク。車から出たくないぐらい激しくふった。
午後からしだいに雨はあがり、美祢市を走るころには路面は乾いた。
弁天池のお水を30リットルいただいてから、農園の深井戸(120メートル岩盤をボーリングしてわずかな水量)のポンプが故障して、農園生活の飲料水は木曜日と月曜日の弁天池に頼っている。
「よしの」に3時過ぎに着いた。読書家の店主は、歴史・経済など詳しい。
もう何年も、木曜日は店主と世間話を深めてきた。それができるのは、わたしの話を遮らずに受けとめて、それから軌道修正をされる合気道のような展開が楽しいから。
近々にタブレットをはじめるらしい。わたしは、しばらく先輩面ができる。
前から参議院質疑を聞いて山谷えり子さんの論客ぶりに好感をもっていた。今回改造内閣で国家公安・拉致問題大臣に就任され活躍されるだろうと期待をしている。
Eテレでタブレットの便利なアプリ紹介番組があり録画した。今夜は勉強。

しっかりせい朝日新聞

警察官や教職者のワイセツ記事が連日活字になり、それがあたりまえの国になってしまった。けれども悪事が隠ぺいされないだけ救いはある。
朝毎読(ちょう・まい・よみ)と日本の大手新聞は長年呼ばれた。その横綱の朝日新聞がこそくな手段で逃げ回る。
午後3時のNHKラジオニュースのトップは。朝日新聞が先週「週刊文春」と「週刊新潮」の広告記事を拒否したが、こんどは池上彰さんの朝日新聞定期コラムに、池田さんが慰安婦の検証記事が不十分と指摘。それを朝日新聞は掲載に難色を示し、池上さんは降板の意思を伝えた。
朝日新聞は、30数年も慰安婦や女子挺身隊を旗印に世論を自虐的な歴史に操作し、嘘がバレて耐えきれなくなればひたすら逃げる。大手新聞のプライドはどこにあるのだろうかと情けない気持ちなった。朝日新聞全社が同じ逃げ腰とは思いたくない。自らがこれまでの報道を検証する動きが社内から出てほしい。
セブンイレブンのコーヒーを買うとき、わたしが100円握って「100円のホット」とレジで言うのをレジは見抜いており「RですかLですか」と先に言われて、それが不思議だったが、その理由が今朝わかった。
冷たいコーヒーなら氷入り容器を持ってレジに行く。ホットなら手ぶら(商品持たずに)でレジに行く。だから手ぶらの客はホットコーヒーになる。
セブンイレブンで支払うとき「ピッピッ」と電子マネーで払う人が多い。今朝そのカードの説明書をもらって、携帯電話のバーコードから読みとり入手の手続きをした。しかしセブンイレブンで買う商品はコーヒー以外にはない。カードをピッピッと鳴らす意味がないことに気がついた。

携帯電話でもうひとつエントリーした。

■やまぐちひとづくり塾特別講演「マニュアルのない世界を生きる」
【講師】東京大学名誉教授 養老孟司 氏
【日時】10月5日(日)13:30〜15:00
【場所】下関市菊川ふれあい会館(アブニール)
【定員】700名
【申込期間】8月21日(木)〜9月18日(木)必着
※定員を超えた場合は抽選とさせていただきます。

ペアで申し込みメールを出した。

秋刀魚の季節到来

一昨年、お客さまが「どうぞ植えてください」と根っこをひとつ下さった。昨年、雑草のカヤが生えてきた。川土手だから放置していたら、最近みごとな穂がつき揺れている。先日カヤの正式名称を尋ねたら、英語名で「パンパース・グラス」と教えていただいた。秋の装いにふさわしい姿をしている。
火曜日は山口市のNTTで大量のアルミ缶をいただく。2年まえに担当の方と名刺は交わしたが連絡はすべてメール。むし暑いお昼にアルミ缶を積みに立ちよった。お昼ごろ荷台の半分が空になるから。
担当の方が日射しをあびて大量のアルミ缶を洗っておられた。いただく4袋は別に用意されている。アルミ缶の洗浄を部下に「よいことだから、やっておけ」ではなく自らされていた。
午後の配達。ラジオは山田まりや「午後のまりやーじゅ」を聞きながら走る。心が洗われるようなすてきなヴァイオリン生演奏。しかも「美人」とまりやちゃんが絶賛するので車をとめてタブレット。番組ホームページを見たら美人。ヴァイオリニスト・作曲家の川井郁子さんと知った。タブレットは大活躍。
松村御大から毎月定期便の葉書通信が届いた。250号だから20年継続されている。
御大中学時代の同窓会が先週土曜日に、御大の地元下関で開かれ、山口市のご婦人も一泊で参加され感想を話された「松村君のおかげでふく料理をはじめてお腹いっぱい食べた」二人に一皿のおお皿に盛り付けられたふく刺にはじまりフルコース。ひれ酒も飲み放題。翌朝はホテルの朝食をキャンセルして唐戸魚市場のにぎり寿司。巌流島観光までセットされて、松村君のおかげでしたいね!
秋刀魚が手ごろな金額になり、今夜も秋刀魚で秋を味わった。

犬飼町の思い出

月曜日の岡本拓也さん。長年おつきあいされている薬剤師のOさんが泊まられていた。
ご出身地が大分県犬飼町と聞いて、わたしも30年以上まえ犬飼町にも常宿があった。川沿いの旅館名は忘れたが、1階は銭湯で川を眺めながらお湯を楽しんだ思い出を話したら「わたしの家の三軒隣です!」と満面の笑み。大分県の方言談義も楽しく懐かしかった。
美祢から厚狭に向かうときから豪雨になった。タブレットで雨雲を確認してピンポイントお天気予報をみたらお昼には雨はやむ。けれども今は豪雨だから雨具で完全装備に着替えたのは高速道路の真下で雨はない。
厚狭。いつもの年配男性が玄関で玉子を受け取ってくださった。差し障りのない、天候などを話題にして車に戻ろうとしたら「あの」と声をかけられた。
足立さんは関心があるかどうかわかりませんが、よかったら一度読まれませんか。と「WILL(10月緊急特大号)」を差し出された。この本が何をテーマに、誰が寄稿しているかぐらいの想像はついたが「ありがとうございます。1週間お借りします」と両手でいただいた「わたしは、朝日新聞の誤報は許せないのです」と言われた。
長生炭鉱水没事故を調べたとき、多くの地元の人は真相を具体的に知っていても、謝罪だ補償だと大声で言う人に論争を挑むことはなく無視されていた。
けれども真相を語ることがどうでも必要な場面になれば表舞台に出ましょう。そういう、当時を知る人が何人もいた。
朝日新聞が日本国をおとしめたことを主張する雑誌を、読まれませんかと差し出された。大きな声はあげないけれど、強い信念で日本国の名誉回復を願われる力を感じた。