月別アーカイブ: 2017年3月

こんにゃく畑を検索

朝6時。気温8度。雨。朝の気温が最高で15時7度。肌寒い一日で雨が冷たかった。

今日が「プレミアムフライデー」だと知ったのは周南市内でショッピングセンターの幟を見てから。

先月は、月末の金曜日なのに、やけに交通量も少なく、18時前にタマゴをお届けする宇部市内の繁華街は日頃より7割増しぐらい
「プレミアムな格差」を感じながら配達だったが、

今日はいつもどおりの年度末の忙しさを肌で感じて、正直、ホッとする。毎月「プレミアム格差」を目の当たりにするのが怖かったから。

木・金曜日にタマゴの選別をお願いしているYさんが農園で仕事をするようになって丸2年になった。

常に人手が欲しいと願っているが、Yさんが農園で仕事を始める前に、かなりの時間と労力をかけて仕事を教えながら育ててきたつもりの従業員が2人辞めた。

両親も高齢に差し掛かり、配達や園内の作業の負担を少なくするには、やはり人手が必要なので私の知る限りで一生懸命考えてアプローチしたのがYさんだった。

鶏と共に仕事をしながら、タマゴを新鮮な状態で、お客さまにお届けするという割と簡単な仕事なのだが「プレミアムフライデー」を満喫できるような仕事ではないと思う。

金曜日はYさんの出勤前に出掛けるので、作業場で共に過ごす時間は限られている。

木曜日のお昼前に手を動かしながら15分ほど、山の「テンカチ畑」の様子や、有帆朝市に並ぶ野菜、仲間の生産者の話、ご家庭の様子を聞かせてもらう。

遠慮して多くは語られないが、昨日は「鶏糞を持って帰って良いですか」と尋ねられたので、二つ返事でお答えした。

Yさんの「手作りこんにゃく」は朝市の看板商品。昨年は水不足で、思うような収穫が出来ず、最近は朝市に並ぶことはないようである。

鶏糞堆肥と、テンカチ山の腐葉土を混ぜて土づくりをし、定植の準備を始めていると、昨日の聞いた。

出来たての絶品「手作りこんにゃく」は何度も頂き、少々不細工な「こんにゃく芋」も拝見したことがあったが、

昨日の会話の中で「こんにゃく芋は茎が一本しかないので」と耳にし、自分の頭では想像出来ず、ネットで初めて画像を検索してみた。

初めて目にする「こんにゃく畑」の画像と共に、土づくり、栽培方法の苦労も理解できた。

「こんにゃく芋」」を丁寧に栽培され、「こんにゃく」を手間隙かけて作られるYさんを尊敬した。

あだちまさし。

ウグイスが上手に鳴きます

朝6時。気温7度。晴れ。最高気温16度。体いっぱいに春を感じた一日。

採卵しながら鶏舎を回り、餌の残量を確認。季節の変わり目、これから暖かくなってくると食欲も落ち着き、少々、無駄喰いが増える時期。

日齢を重ねると粒状のトウモロコシを好んで食べ、ホッパーの受け皿を覗き粒状の餌を探し、首をながら粉状の餌を掻き分け好物を探す癖がある。

どの鶏が始めるか分からないが、その様子を真似する鶏が増え「右へならえ」で、少しずつ悪い癖が鶏舎の中で広がる。

鶏も生き物なので、見て食べて、美味しい物を探すのは当たり前と言えば、そんな感じ。

ただ、食べ癖が悪くなると「人気のポッパー」に鶏が集中し、当然、そこだけ餌の減り方が顕著になり、Iさんがタップリ餌を継ぎ足すようになる。

人気のないポッパーは食べ残しが多い。スナック菓子を袋を開けたまま置くのと一緒で餌の「酸化」が進むポッパーは不人気になり「悪癖」を助長する形に。、

日曜日以外は、500キロ近くをIさんが「女手一つ」で鶏舎へ力強く運んでくれる。

彼女の負担と、飼料の無駄を少なくするために、Fさんとポッパーを確認しながら鶏舎を回る2人仕事。

彼女に給餌を止める鶏舎をメモしてから、自分の仕事に取り掛かる。

今日は2時間ほど草刈りをし、作業場でタマゴの選別。

春の柔らかい雑草を、やや荒めに払いながらだったが、思った以上に汗をかいた。

川沿いの桜の開花は少し先になりそうだが、ウグイスが上手に鳴くので、その鳴き声につられて、昼食の弁当を川土手でひろげる。

弁当に箸をすすめながら、心の中の「リトルまさし」が「こんなエエ天気。プシュとしたいねぇ」と何度もつぶやいたが辛抱した。

今日は良い汗かきました。ありがとうございます。

あだちまさし。

菊美ばあちゃん

朝6時。気温5度。くもり。最高気温13度。

採卵をしながら餌の食べ残しが気になる鶏舎を回る。7時前、Fさんにバトンタッチし、Iさんに給餌の指示をメモして小野田市内へ配達へ出かけた。

3日前、「母が亡くなったのでタマゴを止めて下さい」と息子さんから電話があった。

母とは、東京理科大学近く、学生アパートの大家さんの「菊美ばあちゃん」のことである。

開園して間もない頃からタマゴをお届けして来たので15年以上のお付き合いになると思う。

当時、厚南のバイキングレストランに定休日の水曜日以外の毎日、30キロのタマゴを大口注文をいただいていて、農園の仕事を終え、このレストランを経由して帰宅するのが日課だった。

船木、小野田市内から常連のお客さまが増えて来たので、このレストランの定休日にあたる水曜日に小野田市内への配達をはじめた。

不慣れな鶏とタマゴと向き合う仕事で、少し歯車が狂うと配達へ出かけることが出来ず、いつも夕方のラッシュ時間と重なり、車の波を掻き分けるように運転した。

車内には小野田市内のお客さまにお届けするタマゴに加え、夕方、宅急便で発送するタマゴも積んでいる。

宅急便の集荷時間は18時。集荷のトラックが通過してしまうと東新川の営業所までタマゴを持ち込む手間が増える。そんなことも度々。

子どもを3人預ける保育園もお迎えが18時過ぎると、自動的に「延長保育料」が発生するので、タマゴが先か、子どもが先かと夕方の配達は心も体もいっぱい、いっぱいだった。

こんな私とは対照的に、菊美ばあちゃんは、いつも大家の仕事を淡々とされていた。

アパートのまわりを竹ほうきで掃除したり、学生が出したゴミを分別したり、家賃を持って来た学生にお茶を出し、玄関先で彼らの話を聴きながら笑顔で頷く姿も度々拝見した。

タマゴの代金は「○月○日タマゴ代」と書いた封筒を返却するパックに、輪ゴムで縦横にしっかり縛るのがお付き合いを始めたころからの、菊美ばあちゃんの習慣だった。

3日前に電話を頂いた息子さんから「3月29日タマゴ代」と書いた封筒と空きパックがテーブルにあったが、未払いは無いかと問われたので、今まで長くお付き合いさせていただいた、その習慣をお話しさせていただき、長年のお礼とお悔やみをお伝えした。

今日は午前中5時間かけて、約90軒ほどの小野田市内の配達。菊美ばあちゃんのことを思い出しながら淡々と運転した。

あだちまさし。

歌謡食事会

朝6時。気温2度。晴れ。最高気温11度。農園の朝は深い霧。

Fさんの手伝い、手短に打ち合わせをし、Iさんに仕事の指示をメモして配達に出る。

昨夜は、Fさんと「歌謡食事会」。

2年ほど前から、1、2ヶ月に一度、彼と二人外食をする。

普段、私が農園を向う道、約30キロを荒滝山のふもとから彼が車を飛ばして市内へ出てくる。待ち合わせは自宅近くのコンビニで17時半。

彼の運転で「フジグラン宇部」。腹ごしらえに二階のレストランに入る。

彼は好物の「カツ丼」。私は「おろしそば」とビールを注文する。まぁ、いつもこんな感じ。

食事がテーブルに届くと、まずは「とんかつ」を一枚めくり、丼の飯を半分ほど食べ、残りをカツと一緒に頬張るが彼の流儀。

そばをすすりながら、美味そうに食べる様子を羨ましそうにながら眺め、ポツリポツリと言葉のキャッチボールをする。

夕食が私が奢ったので、浮いたお金で家族へ「おみやげ」を買うよう勧めた。

初体験の「ミスド」で、じっくり品定めをしてチョコレートたっぷりのドーナツを6個。840円。

その後、やはり彼の運転で床波駅前のお目当てのスナックへ。18時40分到着。

店のドアを開ける前、彼に3千円を渡し「残りはあたながお願いします」と伝え、彼は財布に私の千円札を3枚入れる。

開店前のカウンターでは、小柄37歳独身の女性が、おしぼりを丸めながらの開店準備、奥では少し背中が曲がったママが店の狭い厨房で仕事をしている。

「忙しいから7時前に店に来るなって、いつも言うちょるのに」。しわがれた声でママから遠慮なく怒鳴られる。小さいお金を使って長居するので仕方がない。

私は麦焼酎をロックで頼み、Fさんはコーラを注文。まぁ、こんな感じ。だいたい。

ここで彼の腕をつついて、最近、板についてきたセリフ促す。

「お姉さんも飲みますか?」で、37歳独身が「いただきます」とウーロン茶を自分のグラスに注ぐ。

3人で乾杯。彼はコーラを一口飲むと、カラオケの端末とにらっめをし、歌謡ショーの準備。

昨夜は「秋桜」からスタートし「栄光の架け橋」「なごり雪」「夢芝居」。この後、37歳独身と「麦畑」をデュエットし、北島三郎の「まつり」を歌いきるころ、2人ほど新規のお客が入る。

そろそろ時間ですねと、時計を指す仕草で彼に伝え、ウンウンと頷く彼が「姉さん、チェックお願いします」と。これも、また板についた。

37歳独身から「3900円です」と請求され彼が財布から清算をする。

私たちより後に来たお客に、わざと聞こえる大きな声で

「兄さん、今晩もご馳走になりました」と私が彼に対して大袈裟に深々とお辞儀をする。

彼が「ムフッ」と恥ずかしそうに笑い歌謡食事会はお開きとなる。

ポツリポツリ彼の話を聞き、私もポツリポツリと少しだが仕事の話をする。まぁ、いつもこんな感じ。

多少、彼の気分転換になってくれるとありがたい。

あだちまさし。

祝日の古民家レストラン

朝6時。気温5度。くもりのち雨。最高気温14度。春分の日。

朝、農園へ向う道中、2号線の厚東駅前から立熊線に入ってから到着するまで、前を行く車もすれ違う車もなかった。

祝日なのでIさんを早上がりさせるため採卵をしながら餌の残量確認。「ここはギリギリかなぁ」と思う鶏舎3つも含め全体の6割給餌を止めるようメモを渡す。

夕方からの雨は明け方上がる予報だったこともあり。ただ今、明日の予報を確認すると昼頃まで雨が続きそう。恵みの雨であるが、明日の作業が少し気がかり。

月曜日は農園の仕事を終え「楠こもれびの郷」から配達を始める。

隣接する築120年の古民家を改築されオープンした「古民家レストラン倉(sou)」。

隣には「ベーカリー クルール」、裏には万農塾の作業スペース。

一昨年の年末、重枝シェフが厨房に立たれるようになられてからお取引をさせて頂き、昨年の半ばあたりから安定した受注を週2回で頂いている。

ランチは2000円から。ディナーは5000円からの欧風コースメニューとカフェ。

最近、タマゴのお客さまから「倉で食べた農園のタマゴを使ったプリンが美味しかった」とチラホラ耳にすることが増えてきた。

毎週月曜日に厨房へタマゴをお届けする時間が丁度、スタッフの皆さんが「まかない」を食べられている時間と重なる。

麺類や丼を重枝シェフが「ちゃちゃっと」作った「まかないご飯」が大変美味しそうで「今日のメニューは何ですか?」と尋ねるのが楽しみの日課だが、

今日は祝日で、デザートの盛り付けなどで厨房の中はてんてこ舞いの連休最終日。

タマゴをお届けするお店が繁盛している様子は自分のことのように嬉しい。

あだちまさし。

灌水ポンプ活躍

朝6時。気温4度。晴れ。最高気温16度。ウグイスが気持ち良く鳴き、昼前からタンポポがあちらこちらで開花する。

明日は夕方から、まとまった降雨がありそうだが、水量が大幅に減少した井戸の周りに川水を散水。

灌水ポンプに3リットルの混合油を継ぎ足しながら、約3000リットルの放水をした。雨の恵みを準備万端で待つ。

ここ最近、日曜日の仕事が15時すぎになると、足や腰、肩などが軋むように痛くなり作業効率がグッと落ちる。

今日も、そんな感じで、やっとの思いで仕事を終え、運動場で気持ち良く遊んでいる鶏を鶏舎に入れると16時すぎだった。

自宅へ着きエンジンを切ると、同級生のサナエちゃんが愛犬プードルの散歩で通りかかり。久しぶりに楽しい世間話をした。

小中と同じ学校だったが、一度も話した記憶なく。

サナエちゃんの一人息子が、私の長男の一学年先輩で、サッカーを通じて距離が近くなった。

彼女の愛する一人息子は、この春、高校を卒業し、下関市の会社へ入社。会社の独身寮から通勤するという。

立ち話だったが、イジリ、イジラレながらのサナエちゃんとの会話で気分転換できました。感謝。

あだちまさし。

連休初日

朝6時。気温2度。晴れ。最高気温13度。大霜。昨日、前向きに駐車した配達用のハイジェットのフロントガラスガチガチ。

鶏舎に入り採卵を手伝い、日本海へ向けて車をとばした。

今日は春の3連休初日。

途中、個人のお客さまを挟み「萩の宿 常茂恵」。

板場では、朝食の配膳で忙しい仲居さんと、たくさんの仕込みを黙々とされる板前さん。今日の納品はいつもの5割増し。

湯本温泉「大谷山荘」に着くと、いつも机で仕事をされている検収係の女性も調理場の入口で、ズラリと並んだ皿にフルーツを手際よく盛り付けされいた。

仕込みで使われたタマゴの空きケースが高く詰まれ、業者用の搬入入口は次から次にトラックが入り、朝早くから大混雑。商売繁盛である。

トイレ休憩した開店前の「道の駅さんさん三見」。納品で伺った開店直後の「道の駅おふく」。

軽トラックで野菜を持ち込み、売り場に陳列する農家さんで大賑わい。

今週は結婚式場、エミリア、ララマリーの受注もマックスだった。この連休、挙式が多くあるのだと思う。おめでたく、ありがたし。

スポットで飲食店の受注も多く受けた一週間。

生産の伸びが見えはじめた時期に、キッチリはまった受注を受け、お取り計らいに、ただただ感謝で農園へ帰る。

午前中、パートさんに臨時出勤してもらっていたので流れ作業には加わらず。

今朝、近所の畑で猪を見かけたので、害獣予防ネットの見回り、補修をして、明日、井戸の周りに散水するホースも準備ができた。

夕方の配達の最後は、いつも元気な「ぢとり炭火焼きとりまんま」。今日は追加受注。

仕込みの手を動かしならの明るい応対に疲れが癒える。

休日を支え、一生懸命働かれる裏方さんの姿。そんな機会が増え

そのお客様の姿が、私の心の支えになっているような気がする。

夕食の買い物を終え、宇部空港前の信号待ち。

滑走路に飛行機が大きな音を立て着陸した。

もしかすると業客の中に、萩の宿や湯本温泉に宿泊する人。披露宴に招待され帰省された人。もしかすると宇部の「ぢとり炭火焼」を欲し空を飛んで来た人も。

「かもしれない」想像をしながら、ボンヤリ飛行機が着陸する様を眺めた。

あだちまさし。

サクラサク

朝6時。気温4度。雨時々晴れ。最高気温8度。冷たい風が終日、風見鶏が忙しく仕事をした。

配達前の採卵中、6時半ごろから、霙(ミゾレ)交じりの霰(アラレ)が15分ほど。作業車のフロントガラスと私の背中をベシャベシャだったり、パチパチだったり。

3日前に給餌の調整をした。

気候も次第に春らしくなり、ベテラン鶏は飼料の中から好みの「トウモロコシ」を選んで食べ、餌箱の「まだら喰い」が進みつつあるため。

月曜日、Iさんの給仕が大変だった。なおかつ今日が雨予報だったので、2日連続で力仕事が増えた。

今日は彼女の負担を少なくしたかったので、早朝より全部の鶏舎の餌箱を確認し、給仕を止める鶏舎の番号をメモして配達へ出た。

10時すぎ。長女から「合格したぁ」と電話あり。今日は公立高校の合格発表。

何か特別なアドバイスをしたこともなく、まして進路相談してもらったこともない頼りない私だが、少し安堵で残りの配達も笑顔でスムーズに。

やっと中学校を卒業した実感を感じることができた。

小学校の頃、兄と弟の「サッカー」に挟まれて窮屈そうだった長女が中学入学と同時に「覚醒」した。

良い師、良き友に恵まれ、中学生の青春を「謳歌」した3年間。勉強、部活に生徒会活動に全力投球。

すれ違いの時間が多かったものの、夕食時に、彼女が語るハナシに勇気づけられ、悔し涙をする時は一緒に胸が痛んだ。

冷たい雨は降るが、我が家に「ホッ」春が来た。心よりお礼申し上げます。

あだちまさし。

春はすぐそこ

朝6時。気温-1度。最高気温13度。晴れ。春日和で作業場のシャッターを開けて仕事。

朝の冷え込みで、わずかに排水した鶏舎の水はお尻の方から凍結したが破裂するほどの冷え込みなく。

毎週土曜日は直売所へ急ぎ足でタマゴを運ぶが、農園で除草作業などしたかったので家内に朝採りタマゴを受け取りに来てもらう。

自分の走行距離が50キロ減り、家内の走行距離が50キロ増える。

農園の仕事を終え、コンビニで「dancyu」4月号が目に留まり購入。今月は「たまごと料理。」

永久保存版「味玉★大実験」が大変興味深かった。

3日前、長女が中学校を卒業した。

彼女は卒業式後、仲良し4人組と遊びに行ったり、私たちも仕事でバタバタしたり。

今夜は少し「お祝い気分」に浸ろうと、配達帰りにいつものスーパーで小ぶりの鯛を一尾買った。

井上酒店さまから頂いた「立春絞り」を今夜は家内と飲む。つもり。

今日も一日ありがとうございます。

あだちまさし

朝6時。気温2度。晴れ。最高気温12度。朝は霧が大変深く。

鶏舎で採卵の途中、リズムさんから注文のメールが入る。

返信をしながらが「この時間から仕込みかぁ」と何となく私の気持ちも喜ぶ瞬間。

一時間ほど農園で作業をして配達へ出掛ける。

防府市内の配達を終え、旧道を走り、富海から2号線へ合流、東へ向う、いつものコース。

椿峠を越え、二車線の右側で「徳島ナンバー」の大型トラックが快調に飛ばすので「コバンザメ」になり、永源山公園付近まで。

グルッと下松まで周り、徳山駅方面へ進路を変えて帰路につく。

「リズム」さんに着いたのは13時。

私と同世代の女性がひとり切り盛りされている「玄米おむすび」食堂。

先月から店内改装され、イートスペースを増設中。

改装前の店内、改装中の職人さんの仕事も、毎週拝見していた。

本日、リフォーム後の「リズム」さんへ伺い、元気のお裾分けをいただいた。

食堂はじめは「3月7日」。

周南美術棺の真裏で、桜通りから、ちょっと入ったとこ。

桜の開花が始まれば、大変盛り上がる通りだと思う。

桜の開花を期待しつつ。

あだちまさし

N3

朝6時。気温3度。雨。最高気温8度。

最近、ジャンパーを二枚持って出掛ける。気温が上昇すると薄着にし、日差しが少ないと厚着にする。

今日は雨の中、薄着から仕事をはじめ、夕方は厚着で配達した。日差しなく、時折、強い風も吹いて気温に肌寒く感じた。

雨が断続的に強くなり、Iさんの給餌作業を心配しながら、鶏舎の餌の残量を確認する。

雨雲レーダーの予測画像で二度目の強い雨が降った後、正午まで雨雲の間隔が開きそうなので、それまでは屋内作業、10時すぎから給餌をお願いした。

彼女が給餌を終えたころから本降りになり、13時にFさんが草刈り機のエンジンを始動したころから、空が晴れた。

天気のお繰り合わせを頂き、感謝。

夕方、久しぶりに納品に伺った「N3(エヌトロワ)」さま。

長年、腕を磨かれたシェフが、昨年、オープンされた、小さい一軒家のフレンチレストラン。

自宅軒店舗で、一階、中二階からはシェフの調理が見えるオープンキッチン。

昨日、ご注文を頂いた際、

「もう少し小さめのサイズで納品しれもらえますか」と。

電話をいただいた時には尋ねなかったが、今日の納品の際に理由をうかがった。

私どものタマゴを前菜の「ポーチドエッグ」に添えられるそうだが、他の食材とバランスをとるためのこと。

地元の食材を大切にされるシェフの「魅せるこだわり」を聞かせて頂き、勉強になった。

味は勿論のこと、見た目で堪能できるコース料理を、いつかはご馳走になりたい。

そう遠くない将来で。

あだちまさし。