日別アーカイブ: 2018年3月3日

そろそろ原木椎茸も

「おぉーさぶ。さぶいぞなぁ」

お昼すぎ、翌日の朝市で販売するタマゴを受け取りに来られたTさんのご挨拶。

今朝も大霜で冷え込んだ。8時すぎ頃から太陽に照らされポカポカ陽気になると期待したが、午後から曇り。雲が日差しを遮るとまだまだ「さぶい」。

齢80歳を越えられたが地元では「しょうちゃん」と愛されるTさん。週2回、キチンとご注文があり、ご自分で受け取りに来園される。

稲作の傍ら、ご自分では食べきれない量の様々な野菜を栽培されている。週2回の朝市「おいでませ吉部」の売場が賑わいを切らさないための営みである。

椎茸の原木も毎年更新されるのには頭が下がる。道の駅などで「原木椎茸」をチラホラ見かけるようになったので椎茸の生育状況を少し尋ねた。

「だいしょ椎茸が出てきたが日が照らんので寒くて大きく肥らんいぃの」とのこと。おそらくアチコチから顔を出してはいるが収穫するには小さすぎるのだろう。

明日は気温が一段あがり春本番の陽気が期待される。その後、月曜日の明け方から雨の予報になっている。

おそらく明日の夕方は降雨前の椎茸を収穫、雨上がりには、また収穫と忙しくされるであろう。

週明け水曜日の「おいでませ吉部」にはTさんの収穫された原木椎茸が並びそう。

少しずつ暖かくなり、売場の野菜が活気を取り戻しつつある。

あだちまさし。