連休明け。野にも山にも若葉が茂る季節の雨。昨日から思いのほかよく降った。
連休中、通常の仕事に加えて鶏の出荷作業をした。3日の祝日に九州から業者を手配し出荷。
粘り強く交渉して処理の空きが出来たのが3日しかなく、ある程度の予想はしていたが体に少し疲れが残る。
朝から肩、腰、膝が重く痛い。
週3日の選別パートさん。月曜から水曜日まで3時間ほど選別の手伝いをしてもらう。
年齢も60半ばに差し掛かり、稲作と農園での作業の掛け持ちがお体には堪える時期に差し掛かっていると常々感じている。
例年5月の連休あたりから苗箱の準備をはじめられるので、月曜日の仕事効率が多少下がり気味だが口には出さない。
一緒に仕事をはじめて長くなるので、自分で目標を立てて選別作業をされている姿は私が一番よく知っている。
私は朝6時から採卵し作業場へタマゴを運ぶ、9時に選別パートさんが出勤し、10時ころから作業場に加わり選別とパック詰め。
農繁期を迎える時期の月曜日は朝の挨拶を済ませて、作業の手を動かしながら少し長めの「言葉のキャッチボール」をしながら作業のペースを上げていく。
効率が悪いようであるが、目の前に山積みしたタマゴを選別しながら手を動かし、言葉を投げ、相手の返す言葉に耳を傾ける。
休日の様子などを聞きながら、徐々に作業のペースを上げてもらい水曜日まで根気良くタマゴと向き合ってもらう。
昨日はご主人の運転でSLを追いかけながら島根までドライブをされたようだ。
パートさんの話を聞き、蒸気機関車が音をたて、煙を上げて走る光景を一緒に想像しながら作業の手を動かした。
私の疲れた体も癒されるようだった。
あだちまさし