日別アーカイブ: 2018年5月15日

ホオズキを食べた

「食用ホオズキ」の最後の一粒を名残惜しくほおばった。

沖縄県読谷村在住の同級生「ジュンコちゃん」がおみやげに持参してくれた珍しい代物である。

沖縄では道の駅で手ごろな価格で購入できるらしく生まれて初めて「ホオズキ」を口にした。

観賞用と違い殻がカサカサして、中にあるオレンジ色の果実を食用とする。大きさは丁度プチトマトほど、味も食感もトマトに似て酸味があり甘酸っぱい。

トマトとの大きな違いは「香り」。口に入れた時に優しい香りに包まれるのだ。味も香りも美味で癖になる。

ジュンコちゃんは6歳と3歳の二児の母親。ご主人は陶芸家のタマゴ。

大学時代、ワーキングホリデーで多くの国を渡り歩いて、日本の素晴らしさを再認識したという。そんな彼女が行き着いた先が沖縄の読谷村。

中学時代は親しくなかったが、スマホが普及する10年ほど前にSMSが同級生の間で流行り、それを通じて再開した。

年に数回帰省した際には、タマゴを買いに我が家を訪れて「ゆいまーるな風」と珍しいおみやげを持参してくれる。

食に深い関心があるようで、読谷村のおばぁの豆知識などをおみやげに添えてくれるのが嬉しい。

今回は急な連絡で会うことは出来なかったが、ホオズキのお礼に阿知須特産「くりまさるのピクルス」をあげた。

ジュンコちゃんが運んでくれる風に触れる度、いつか夫婦で読谷村へ孝行旅行に行きたいと夢が膨らむ。

あだちまさし。