みんなの学校上映会は土曜日

朝6時。気温16度。晴れ。最高気温25度。まだまだ木陰は涼しいが、直射日光を浴びると相当シンドイ。

今日は鶏舎の洗浄と、発酵作業を予定していたのでFさんと朝の採卵を終え、その準備に取り掛かる。

動力噴霧器が吸い上げるほど井戸の水位がないことは明らかだった。この先、週間予報でまとまった雨なく、今日から厚東川からの散水は覚悟していた。

Fさんが「給水のホースが井戸水にとどきません」と言うので、川からの給水準備に取り掛かる。まぁ、これはお互い想定内だった。

灌水用ポンプに燃料を入れ、川へ下ろうとした時、川へ下る道が草が茂ってなくなっている。これは想定外。

川から水をあげるのに、草刈り機も使い、朝の8時前から、ふた汗かいた。

昨日の配達先「こぐま保育園」で、教育ドキュメンタリー映画「みんなの学校」の無料券を2枚頂いた。お客さんに差し上げて下さいと。

ハンドルを握りながら、誰に2枚を差し上げようか思案し、電話をかけたり、少しお客さまの反応を見てみたり。

熱い想いがあっての上映運動だろうと感じ、2枚頂いた「無料券」は必ず足を運んで下さる方にお渡ししたかった。

原保育園の職員室で、この学校の取り組みが話題になり、気持ちよく無料券を差し上げた。

私も興味がないわけではないが、この5、6年、「福祉」とか「障害」というフレーズを避けて通り、関心がない「フリ」でお客さまとお付き合いしてきた。

上映会の無料券が手元から離れホッとしたが、昨晩、何度も案内を読み直し、遅くに帰った子どもと、家内で少し話題にした。

大阪府立南住吉小学校の取り組みを追った教育ドキュメント「みんなの学校」

すべての子どもに居場所がある学校を作りたいと、不登校も特別支援学級もない、同じ教室で学ぶ普通の公立小学校が笑顔になる挑戦。

発達障害がある子、自分の気持ちをうまくコントロールできない子。みんな同じ教室で学び、開校から6年、児童と教職員だけでなく、保護者や地域の人も一緒に学校を作り上げてこられた。

ごぐま保育園から添付されている文章に

「色々な人間がともに支え合い、寄り添いあって生きられるこそ・・・」とある。これに少し心打たれ、塞いでいたフタを開けるキッカケになった。

思想、宗教、教育などは、個々の「価値観」があり、あまり押し付けつるようなことはいけないと年を重ねるごとに感じる。

土曜日の夜。いつもは酒を飲んで「大の字」になっている時間だが、家内と都合のつく子どもと一緒に足を運んでみようと思う。

きっと、心に響く「コトダマ」に出会える気がするから。

●2017年5月27日(土)  映画「みんなの学校」上映会

●上映時間 ?10:00〜 ?14:00〜 ?19:00〜
(上映時間106分) ??は上映後、座談会があります。

●料金 一般800円 学生無料

●会場 ヒストリア宇部 二階 交流ホール
宇部市新天町1−1−1

あだちまさし。