山の恵み

朝6時。気温20度。くもりのち晴れ。最高気温23度。最高気温に達したのは10時で、それ以降は雨の影響もあり20度まで下がる。

待ちに待った雨だが湿度が増しジンワリ疲労が溜まるが、鶏にとっては良い雨になった。

日曜日の朝市「おいでませ吉部」の80歳Tさんが午後一番でタマゴの受け取りに来園。

やはり天候の話題。今日もまとまった雨が期待できないようだったので朝からポンプで散水していた。

予想の雨雲の動きより早くまとまった雨が降り出し、灌水ポンプを片付け終わったところ。

農園の水甕は山水を引き込む浅井戸。ここ数年、水の道が変わったのではと心配している。その話題を老人に尋ねた。

山が荒れ、雨が少ないと地下に流れる水の道は変わってくるようである。農園周辺の老人が、しばしば口にするのが冬の積雪が少ないこと。

降り積もった雪が静かに浸透していくのが、この地域の本来の姿。宇部市民が安心して水道を使えるのは、実は「山の恵み」のおかげである。

17時前、宇部市防災からメール着信。大雨注意報。雷注意報。強風注意報。洪水注意報。

この降り加減だと農園の井戸水は潤うと思う。ただ、私どもだけでない自然の営みを考えると「山の恵み」になるほどの雨ではないと感じる。

あだちまさし。