この時期に備えての苦労が実ることを祈る。

朝6時。気温20度。雨のち晴れ。最高気温27度。鶏舎に入ると鶏の体温を肌で感じ汗ばみながら採卵。

今年は入梅後、雨がなく、比較的、鶏が過ごしやすい環境だったが、いよいよ辛抱の時期が到来。

今朝のタマゴを触った時と、配達後に仕上げのパック詰めをした時に、手に触れるタマゴから鶏の体調具合を感じる。

ストレスフリーで飼育しているが、さすがに湿度が高く寝苦しい夜に、窓を締め切りクーラーを付けるわけにはいかず。

ただ、今年の初めから取り組んだ給餌調整は、Iさんが「素直な心」で私の指示を実行してくれた「おかげ」で結果が見え始めてきた。

鶏がもつ本来の能力を発揮する手伝いが、私たちの仕事であり、そのことで喜んで下さるお客さまがあっての生業。

明日から7月になる。梅雨が明けると、炎天下の高温とともに、熱帯夜で夜に体力を回復する力が弱くなる。

今年の「夏」は、どんなタイミグで訪れるかは分からないが、地道に取り組んできた結果が「秋」に成果を挙げてくれることを願う。

あだちまさし。