JAG07563 六さん 10月31日しんあい農園日記

わたしの悪い性格は人に頼みごとをして、それを実行してくれないときは、なぜなのかを問わずに済ませることが多い。不愉快な気持ちを残しながらも。

タクロウ君とふたりの仕事場では、そういうことがないよう意志の伝達には気をつけている。朝、きょうはどういう動きをするのかを聞いて、それについてアドバイスしたり、そこまで気がついたか。と誉めてやったりする。48歳のわたしと、18歳の彼と、年齢でいえば親子みたいなもので、一方的な命令でもいいのだが毎朝続けている。

誉める場合はいいが、諭す場面になると彼は落ち込みようが激しい。それが最近はだいぶよくなり、何度かあった泣くということはないように思えてきた。今朝も、あることで注意を促した。最後に「考えてほしい、立場が逆だったらタクロウ君もそう思うよ」と付け加えたら「はい」と返事が返ってきた。筋道をたてて説明すれば理解してもらえる。多くの場合、短気なわたしの性格が歯車を狂わせていることが多い。

10時、中山育雛場から300羽の鶏が運ばれてきた。雄鶏は8羽いる。日齢は95日でまだ幼い顔をしている。これで農園の鶏は1600羽になった。1月には一日あたり1400個ぐらいの生産量になる。

タマゴをお店に運び、少し仮眠のつもりが90分も寝てしまった。おかげで疲れはとれたが昼寝とはいえないぐらいよく寝た。

山口市に配達に行き、小雨の農園に戻ったのは午後6時前だった。朝、打ち合わせしたとうりのことをタクロウ君は済ませて後始末をしていた。日曜など、わたしひとりで農園の仕事をすると、身体が夕方には疲れてしまう。彼も毎日たいへんだろうと思う。農園内の移動や草刈り用に、きょうスクラップでいいから軽のトラックを探してくれと業者に依頼した。少しは彼が楽になるかもしれない。

00/11/01(水) 05:55 六さん(JAG07563)

 

 

サライさん見てますか?(*^o^*)ポッ