JAG07563 六さん 5月26日しんあい農園日記


晩秋、農園主催で城下町杵築を散策する日帰りの旅を企画している。大好きな九州でも一番好きな場所がここである。国東半島の付け根に位置する杵築市議会会議録の契約が目的ではじめて訪れたとき、坂道の城下町に魅せられた。紺屋の坂、酢屋の坂、勘定場の坂、久保の坂と数々の石畳の坂と武家屋敷、その土塀がおりなす情緒に感動した。世界遺産とか特別の観光地でもないたたずまいが余計にわたしを魅了する。

10時に杵築に着いて、城下町資料館を訪れ案内の方から丁寧な説明を聞かせていただいた。参勤交代では大阪までは御座船で片道4日、そこから陸路を江戸まで。その御座船の精密な模型もあった。歌舞伎の衣装も。当時の城下町が精巧な模型でつくられ驚いた。丁寧に歴史を解説してくださった。そしてボランティアで観光客にガイドをする人も20名おり、その連絡方法も尋ねてわかった。「とまや」というお茶屋の女将が美人で・・・と画家の石原先生が言われていたが、きょうは美人はおあずけで名所を散策し、100年以上の歴史がある綾部のお味噌屋に立ち寄りご挨拶をした。名物の鯛茶漬けのお店を教えていただき秋の旅が楽しくなる気持ちがした。

●10月後半の土曜日帰り。下関8時集合。定員25名。運転は望月さん。ガイドはわたし。参加費は2000円。食事や酒は各自の負担。歌はうたい放題。

ちょうど3時に農園に戻った。正志がひとりで頑張っていた。すぐにわたしも合流した。久しぶりに九州を訪れ、大阿蘇や由布岳、久住の山々が赤く染まる霧島ツツジの群生。草原に草を食む黒牛の群を眺め、温泉とうまい料理を堪能してリフレッシュさせていただくことができた。さぁ、明日から本気でやるぞ!

02/05/26(日) 18:32 六さん(JAG07563)