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51505/51507 JAG07563 六さん８月１２日しんあい農園日記
( 1)　 00/08/13 08:24　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
子供さんが自閉症の中学生というお母さんが見学にこられた。自閉症の場合、例　
えば自分で決めたとうりのスト―リ―でいくとおおきな問題はないが、そのスト　
―リ―で展開しない場合にはパニックになると説明してくださる。　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
ところが、その中学生が電車で通学途中に落雷で電車が停車。それを知った母親　
は、それこそ我が子がどういう行動をおこしているかを案じてパニックになった　
と。しばらくして、停車した駅の公衆電話から「迎えにきて」と自宅に電話があ　
り、そんな機転がきいた我が子が嬉しくて嬉しくてと笑みをうかべて話された。　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
しかし、プ―ルにいくと先日も事務室から職員がきて「すみません、きょうはお　
引き取りくださいませんか」。理由を尋ねると、男性客が「なんであんなのと　
一緒にプ―ルに入らんといけんのか隔離せい」と抗議にきたそうである。プ―ル　
の対応にもあきれるが、まだそんな偏見をもった人がいることに驚いた。　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
毎朝、５時半の始発電車に子供を乗せるために、４時におきて弁当を作り、午後　
は駅まで出迎えにいくという生活をされている母親。その母親がこれ以上に窮屈　
な思いで生きていくことは社会としてもうしわけない。そのご苦労をもっと知る　
べきである。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
夕方、２軒先の奥さんが自転車で来られた。２軒先はだいぶ先である。田にいっ　
て仕事をしていたら、サイドブレ―キをするのを忘れた軽トラが、下の田に転落　
したのでなんとかしてくれ。というＳＯＳ。トラックで出かけた。運転席から落　
ちている軽トラの後部にロ―プをかけ、わたしのトラックを四駆にしてジワジワ　
引き揚げる。わりと簡単に路上まであがり軽トラは無傷であった。　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
何軒か知り合いもあろうに、わたしのところに来てくださったことが嬉しかった。
なにか地域に認められているようで。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 00/08/13(日) 08:04 六さん(JAG07563)

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