51622/51701 JAG07563 六さん 8月15日しんあい農園日記
( 1)  00/08/16 05:54                         
             
       
                       
                                    
農園には3つの群がいる。最初の150羽。追加の230羽が2群である。その
追加の群がタマゴを生みはじめた。                    
                                    
150羽の群は、一日に130個以上はとれる。生みはじめた2群の合計で30
個ぐらいである。最初は不合格品ばかりが出る。カタチが極端に大きいものや小
さいもの。カラの色が薄かったり。とにかくほとんどは商品価値はない。例え3
0個でも売れる30個ならいいが。                    
                                    
地元の方が「宇部に行くならこの道」という新ル―トを教えてくださった。農園
を出て宇部とは反対方向に走るので、これまで気がつかなかった。のどかな田舎
の道を走ると、本当に時間短縮で国道2号線に出た。            
                                    
自宅にタマゴを運び込み昼食。シャツを着替えたら次は冷蔵庫からビ―ルと、行
動は定型化してきた。飲んで、食べたら寝る。ということも。        
                                    
お伴の「はなちゃん」も自宅の板の間で午睡。ワン!と鳴くので目が覚めたら宅
配さん。松村専務さんの同級生で、神奈川掃除に学ぶ会の緒方恵美子さんはご主
人の仕事でマレ―シア在住。以前に井辻ラ―メンをお届けしたことがある。彼女
が4月16日の帰省にあわせて下関にフクを食べにいったときお伴をした。行き
の電車で「ビ―ルを送ります」が実現した。マレ―シアはイスラム教なのでビ―
ルはつくっておらず、この「アンカ―ビ―ル」はシンガポ―ル産と説明してあっ
た。ありがたし。                            
                                    
しばらくするとまたワン!。今度は裏口から松月院の末次ご住職が白衣でこられ
た。出迎えると「農業おめでとうございます」とお祝いにお菓子も添えて頂戴し
た。在職中からご住職にはたくさんご指導をいただいた。特にアジアの歴史につ
いては独自のお考えがあり興味深く学ばせていただいた。          
                                    
また、宗教家としても素晴らしいお方である。ご葬儀のお包みは10万円以上は
すべてお返しします。という姿勢を堅持しておられるし、戒名で仏の位が変化す
るなどはナンセンスといい切る異色のご住職である。先年、お寺の本堂でシャン
ソンの夕べを催されたことも異色だった。だん家のみなさんに「きょうは本堂に
ハイヒ―ルで歌手があがります。この靴でないといい声がでません。お許しくだ
さい」と理解を求められた。                       
                                    
「ほどき」であるべき宗教が「しばり」になっている現代、このご住職の実践は
輝いている。                              
                                    
農園を留守にすると、大切なお客さまとあえないので心配しながら農園を離れる
が、自宅では自宅でのであいがあることがわかった。            
                   00/08/16(水) 05:04 六さん(JAG07563)


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