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JAG07563 六さん 8月16日しんあい農園日記
( 1) 00/08/17 06:16 コメント数:1
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家内が11時ごろ来た。一緒に小倉の「卵家」に行った。
オ―ナ―の笠田さんとは数年前にご縁をいただいた。世間では安売りのタマゴを
「卵家」では高級品として売られている女性実業家。というイメ―ジがあった。
大分県久住町で第一回掃除に学ぶ会が役場主導で開催され、元岡さんの応援に出
向いた。そのときお土産にタマゴをいただいた。タマゴは荒牧さんという養鶏家
が生産されたもので、卵家さんの主な仕入れ先であり、今回、わたしが養鶏をは
じめるに際して、何度も勉強に通うことになろうとは思いもよらなかった。いま
思うと、新幹線のなかで笠田さんと初めて名刺を交わしたことや、久住の掃除に
出向いたことは、いまのわたしにとって偶然というふた文字では表現できないも
のがある。
笠田さんはお留守だったが、マネ―ジャ―が気持ちよく対応してくださり、商品
のならべ方などおおいに参考になった。
前後するが、昼は小倉の郊外で「天ぷら」を食べた。博多市内には粋な天ぷら屋
があり、カウタ―から揚げたての天ぷらを出してくれる。それを思い出して入っ
た。カウンタ―こそなかったが、次々に揚げたてのサクサクが運ばれ、天ぷらは
年に何度かしか食べないわたしも本気で食べた。味噌汁は日ごろ縁がないのであ
りがたい。
農園に戻ると、永本さんがトラックで来られて18日に500羽はいる鶏舎の最
後の仕上げなどをしてくださっていた。お盆休みを返上して。心強い。
農園は「宇部市」であるが、近い郵便局は「楠町」である。ついでに説明すると、
農園に配達に来るには、宇部の郵便局は楠町にいったん入らないと来れない。楠
町の郵便局は単車で5分の位置にある。
双方の郵便局長が相次いで来園され、いわゆる管轄について所見をのべられた。
養鶏現場とはいえ、送られてくる郵便物は平等の原則にもとづき配達されるべき
である。などと原則論を展開される。最後は「郵政省と相談してきます」は両局
長の弁。
やはりお役所仕事である。自分たちの原則論ばかりを振り回し、わたしにとって
はどうなのか。という歯車が欠落している。
757-0401 楠町東吉部 木の瀬橋 しんあい農園
という宛名で届いている、中村雅雄さんからの一通のハガキが、田舎の郵便局長
を煩わしているらしい。
00/08/17(木) 05:14 六さん(JAG07563)
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