( 1) 00/08/21 07:07
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自宅横の倉庫は道路に面している。その倉庫を改造してタマゴ販売店にした。わ
たしの創業スタイルはいつも自宅からはじまり相棒はお金と遠慮のかからない家
内。今回もわたし流のスタ―トをきった。
広島掃除の会、迫田さんが１９日小郡駅に到着。そのまま小倉の「卵家」を訪れ
た。迫田さんはインテリア ディザイナ―という職業柄をいかして、２０日に開
店するお店のディスプレイをお願いさせていただいき快諾を得た。まずは卵家さ
んのお店を彼女に見ていただき、それも参考にしていただくことにした。
午後、自宅に戻りなにも整っていない器だけできたお店に挑戦してくださった。
タマゴを盛り付ける器や様々な小物は広島から準備をしてきてくださり、我が家
にあるものはなんでも使おうという考え方ではじまった。広島では永本社長がお
店の雰囲気にあわせたテ―ブルと椅子を製作中とのこと。販売できるだけのタマ
ゴは３日前からストックしている。タマゴの愛称は「王様タマゴ」「元気タマゴ」
「初生みタマゴ」が主力。そのタマゴの説明はわたしが草案して家内が手書きを
した。
２０日朝、わたしはタマゴをとりに農園に走った。日曜ではあるが、タクロウ君
に「洗濯などは午後からにして、午前中は鶏を世話してくれ」とはじめて休日出
勤を頼んだ。販売店で働いてくださる筈の女性がドタキャンになり精神状態はよ
くないが、それをに振り回されている余裕はない「そうか」と腹をくくった。
タマゴをもって自宅に帰ると、永本建設のトラックが到着。木を焼いて作ってく
ださった机や椅子のほかに、迫田さん依頼で飾りつけのススキやレンガも来てい
た。１１時の開店予定時間までにはそれは立派なお店になった。さすがに迫田さ
んのセンスが光る。
昼食を済ませて、わたしはタクロウ君を帰すために農園に戻った。広島から加勢
に来てくださったお二人にもうしわけないが。農園ではタクロウ君が汗を流して
鶏舎の掃除をしていた。それをかわって帰らせた。留守中、福山掃除の会、梨木
さんが来園され、たくさんの差し入れをしてくださった。同じ福山市のタクロウ
君に休日出勤のお礼を言い、その差し入れを大事にいただいてくれ。と全部受け
取ってもらった。彼の冷蔵庫は宇部の掃除仲間、加藤敦子さんからいただいたも
のだが、いつも水しか冷えていないと聞いていたので。梨木さんありがとうござ
います。留守で失礼お許しください。
夕方、鶏舎の戸を閉めて缶を飲みながら家内に電話をした。売り上げを聞いて驚
いた。王様タマゴ３７は完売。初生みタマゴは７０個。元気タマゴは３１５個売
れて、もう在庫が少ないという。慌てて電気をもって鶏舎をまわり、午後から集
めたタマゴもあわせて自宅に戻ったのは午後８時過ぎ。ダウンで９時には寝た。
特別に開店の宣伝をしたわけでもないのに、一晩でお店が誕生して、入り口には
ススキが飾りつけられ、バラの花をお店を華やかにすると、足をとめてくださる。
一度タマゴを食べてくだされば、しっかり運動し、草を毎日食べているタマゴの
味は理解してくださると信じている。本日の売り上げ１３５００円なり。
00/08/21(月) 06:01 六さん(JAG07563)
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