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JAG07563 六さん 8月21日しんあい農園日記
( 1) 00/08/22 06:43 コメント数:1
過去20年経営をしてきたなかで、よくやったことと思えることは、とにかくこ
まめにお客様を訪ねてきたことだろう。年6万キロとか7万キロも走ったのはそ
の証である。
同業者が「たいへんだ」と騒ぐことでも、わたしは営業からの報告ではなく、正
確に現場で事実を把握しているので、対処の方法を何種類か持ち合わせていた。
単価交渉、クレ―ム処理、新規営業など、答えは現場にあるという実例を何度も
経験してきた。
18日に入った500羽の新入生が餌をマニュアルどうりの量食べない。鶏舎が
かわったストレスからだろうとあまり気にもしなかった。ところがタクロウ君が
言った「給餌器の高さが鶏の成長にあっていない。高すぎて食べきれない」と現
場を見て帰って報告した。見にいくと、彼が言うように高いという可能性はある。
「じゃあ、どうすればいいと思うか」と聞くと、解決方法も考えていた。「よし、
それをしよう」と20個の給餌器の高さを改善した。農園でも現場が教えてくれ
る。とにかく現場に身をおくことの大切さをタクロウ君の言葉で思い出した。
イエロ―ハッット(地方)の社員さんが「ある日出勤したら、焼却炉でゴミを焼
いている人がいた。誰かと思ったら鍵山社長だったことがある」と話してくれた
ことがある。
慣れてくると、どうしても現場を離れて経営を考えるようになる。
00/08/22(火) 05:28 六さん(JAG07563)
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