52110/52111 JAG07563 六さん 8月27日しんあい農園日記
( 1)  00/08/28 07:22                          
               
                                   
日曜だからといって農園を離れるわけにはゆかない。でも、日曜は餌をやりタマ 
ゴを集めるだけすることを決めている。朝5時半から、1日分の餌を60分かけ 
て配り終えた。汗のシャツを着替え軽く朝食を済ませてテレビを見ていると愛犬 
が鳴いた。外に目をうつすと、下関のお掃除仲間、荒川さんがご家族で来ておら 
れた。たくさん魚の差し入れを頂戴し恐縮した。中3の息子さんは、宿題のスケ 
ッチということで鶏を描いておられた。                   
                                     
今度は北九州ナンバ―の車が停まりタマゴを買い求めにご夫婦がこられた。昼前 
にもう一度来ます。とタマゴを予約して。                  
                                     
宇部掃除の仲間、加藤敦子さんが来園。なにかお手伝いしますよ。とボランティ 
ア志願。でも、彼女は鶏の産卵シ―ンにハマリ、鶏舎で長時間座ってみていた。 
その話しによると、タマゴを生む瞬間、鶏は立ちあがりポロリと生むそうである。
                                     
10時前、家内が来た。きょうお店で販売するタマゴを受け取りに。この時間ま 
でに約200個とれたので、11時が開店なので慌ただしく帰っていった。   
                                     
実は、朝からとても憂鬱な問題が発生していた。お茶を飼料に混ぜた群が生むタ 
マゴのカラが柔らかくなり破卵の発生が極端に多くなっていた。原因はふたつ考 
えられる。お茶のなんらかの成分とカルシュウムがバッティグしている。もうひ 
とつは、前日、食パンを与えたがその量が多く、栄養バランスが悪くなった。わ 
たしとしては、後者であってほしいと思っている。              
                                     
午後、宇部掃除の仲間、山本さんが草刈奉仕に来てくださり、農園周辺の草刈り 
を夕方までしてくださる。午後3時から、9月2日に開催される小野中学校掃除 
に学ぶ会の最終打ち合わせを加藤さん、山根さんとする。打ち合わせを終え、ふ 
たりで夕食をつくってくださり大助かり。6時ごろ、お掃除でご縁ができた同じ 
小野地区でバラを栽培しておられる渡辺さんのご長男がビ―ル持参で仲間入り。 
8時過ぎまでみんなで楽しく歓談できた。。                 
                                     
ウトウトしていたら12時だった。風呂を使い、しばらくボ―ッとした時間。  
熊本のレストラン ティア元岡社長がパソコン通信で「本当に会社を辞めてよか 
ったと思いますか」と問うてこられた。そのことをまだ考え続けていた。    
                                     
これまでお付き合いしていた大部分の方とは、わたしが田舎暮らしを始めたせい 
もありご縁がうすくなった。また反対に、農家などこれまでまったくご縁がなか 
った方との交流が深くなった。で、辞めても、辞めなくても変わらないのはお掃 
除仲間ということもわかった。                       
                                     
森信三先生は「人生二度なし」といわれた。命を生きるという意味においてはそ 
うであるが、人生を生きるというところでは、二度生きることはできる。それは、
最高の贅沢ではなかろうか。とわたしなりの結論を出して寝た。        
                                     
                   00/08/28(月) 07:24 六さん(JAG07563)
 

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