52216/52224 JAG07563 六さん 8月29日しんあい農園日記
( 1)  00/08/30 07:08           コメント数:1         
                      
                                  
ぎじろくセンタ―を創業したころ周囲は全部競合会社だった。なかでも国内大手 
のT出版社(当時)は市場を独占するという意気込みが感じられ、各地を走りま 
わるわたしにいつも圧力がかかっていた。                  
                                     
その一例は、入札日にT社の営業が市役所に来ておりわたしを呼び止める「仕事 
は、あんたに出すから契約はわが社がする」というような高飛車な態度だった。 
ヒモ付きの会社にはなりたくないので「俺は、俺の数字を出す」と言った。T社 
に見積で負けたことがわたしはなかった。その言葉がT社のO専務に伝たわった 
らしく、ある日電話がかかった「あんた、全T社を相手にする気か」と脅す。正 
直、大資本と喧嘩をして勝つ見込みはないが、商売をする自由はある。と切り替 
えして電話を切った。                           
                                     
その後、専務と会う機会ができた。鬼笑太郎(きしたろう)という怖い名前は知 
っていたが、あってみると小柄な方だった。会う目的は、福岡県下でT社が手を 
やいている会社があり、わたしがその仲裁役になっることだった。仲裁は双方の 
利益を確保してうまくまとめた。                      
                                     
その後、0専務とはいいお付き合いができるようになった。最後は九州支社長で、
四国は越智郡玉川町に隠居されたと聞いていた。               
                                     
そのT社(現在はG社)九州支社に、ぎじろくセンタ―白井社長とご挨拶に行っ 
た。現支社長もわたしと各地で張り合った方で、昔話に花が咲いた。話題がO専 
務になった。数年前ガンを患われたがいまでは登山をされるまでにお元気になら 
れたと聞いた。もう90歳近くである。小学校もまともに出ないで、会社に奉公 
して地位を築かれた人らしい。詳しいご住所を聞いたので、お元気なうちにあっ 
ておきたい。松山市から近いと聞いた。                   
                                     
先日入れた500羽の群の1羽が、きょうタマゴを生んだ。いよいよ1100羽 
が稼動し始める兆候が見えてきた。                     
                                     
きょう600羽の産卵率は75%。タクロウ君の暗算はすごい。        
                                     
                   00/08/30(水) 06:41 六さん(JAG07563)

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