( 1) 00/08/31 06:48 コメント数：1
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ギックリ腰を初めて経験した。荷台でタマゴを３００個かかえて移動しょうとし
た瞬間 ビリッ と腰に痛みがはしった。昼前のことである。それから「ヨイショ」
を連発しながら動いている。ギックリ腰などは他人ごとだと思っていたが、例外
はないことがわかった。
午前中、新南陽市の福祉施設から職員が４名視察にこられた。その会話で、農園
からバスで３０分ほどのところから入所している、知的発達障害の男性（４０歳）
を雇用してくらないか。ときりだしてきた。
わたしの条件を提示した。山口県が示す最低賃金制度には従わない。交通費は本
人が負担する。の２点である。いま１時間最低賃金がいくらに設定してあるか知
らないが、たぶん６４０円ぐらいにはなるであろう。障害者は福祉年金を受給し
ており、その男性は６万数千円を毎月受け取っている。だから、最低賃金を適用
した場合、その年金と合算すればおおきな収入になる。おおきな収入が悪いとい
うことではなく、雇用する側とすれば、金銭面でも、指導するという面でも負担
は大きくなる。だから、引き受ける以上は、楽に引き受けられる条件が必要とな
る。この男性の場合は、年金が母親管理で自分が受給したお金が自由にならず、
外で働きたいという願望があることも会話のなかで知った。
年俸制ではないが、ト―タルでいくらもらっているか。その判断基準があっても
いいと思うが「それはそれ」「これはこれ」という考え方が狭き門をますます狭
くしている。平行線の会話で視察は終わった。
昼前、軽トラが勢いよく農園に入った。いつものじいちゃんが「草を刈ったから
鶏にやってくれ」と荷台に草を満載できてくれた。さっそく各運動場に投げ入れ
ると、鶏たちは大喜びで食べていた。地域の人が気にかけてくださることがあり
がたい。
きょうは農園だけで１５０個近くの売り上げがあった。これも地域の方が１０個、
２０個と買い求めてくださる輪が広がりはじめた結果である。おおきな売り上げ
も嬉しいが、近くの小さい売り上げが心強い。
00/08/31(木) 06:17 六さん(JAG07563)
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