52446/52457 JAG07563 六さん 9月4日しんあい農園日記
( 1)  00/09/05 07:12                          
              
                                       
ずいぶん涼しい朝をむかえた。5時半から、タクロウ君が出てくる7時まで、鶏 
舎ごとの運動場にマサ土を入れた。鶏が日中砂浴びをするのはよいが、くぼみが 
できて雨の日には水が溜まり不衛生になる。気になりマサ土を11トン運んでも 
らった。じっとしていると肌寒さを感じるが、一輪車で往復するうちに汗が出て、
タクロウ君と挨拶を交わすころにはTシャツは濡れていた。          
                                     
きょうはお店は休み。でもタマゴは出る。昼前にレストラン サルワ―レにタマ 
ゴを納品して自宅に帰った。前日までのタマゴは完売なので、少し気持ちに余裕 
が出た。                                 
                                     
夕方、野菜炒めをつくりながらテレビに耳をかたむけていると、わたしの身近な 
ニュ―スがふたつも届いて手をとめた。                   
                                     
ひとつは、市内中学校に小猫の頭部が放置されたという事件。先日、小野中学校 
で生徒と一緒に便器を磨き、素手で平気で陶器にむかう姿に「純真な生徒だなあ」
と感心した矢先の事件。犯人が誰かはいまはわからないが、生徒や父兄そして地 
域の人には不気味な事件に違いはない。                   
                                     
昼、イエロ―ハット相談役 鍵山さまから封書が届き、その中には荒んだ教育現 
場が掃除でよくなった。という一文が同封されていた。夜、その事件と一文が結 
ばれた。山根さんに電話をした。「この一文を印刷して、多くの方の目にとまる 
ようにしませんか」と。一粒万倍ということがある。悲観するだけではなく、や 
るだけはやる。                              
                                     
もうひとつは、地元の郵便局で汚職が発覚。犯人は逮捕された。わたしの高校時 
代一級先輩である。当然、あえば話しもするし、お子さんも知っている。狭い地 
域で生きているから。お金に困って集金したお金に手を出したという。温厚な性 
格を知っているわたしは愕然とした。                    
                                     
「はずみ」だと思う。でも「はずみ」を言い訳にできる年齢ではない。結果は見 
えていたろうに。それほどまでに困っていたのかと彼の笑顔を思い出した。   
                                     
                   00/09/05(火) 05:08 六さん(JAG07563)
 

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