六さん 9月20日しんあい農園日記

 

午後3時から自宅で23日(土曜)に開催する、第44回宇部掃除に学ぶ会の打ち合わせをおこなった。内容は、参加申し込みがあった方を班わけし、各班のリーダーとサブリーダーを決める。道具の確認。朝食交流会の食事の打ち合わせ。毎回、判を押したように定型化しているがこの打ち合わせを続けてきた。

わかっているから省略していいだろう。は崩れる原因になりそうなので、わかりきっている会合を重ねる。しかし、ある工夫はしている。できるだけ新しいメンバーが打ち合わせに参加してくださるような配慮をする。今回は3名新人さんが参加してくださった。そうしながら少しずつみんなの体温を伝え合うことが大切だと思う。今回は常盤公園の便器に取り組む。次回からは東岐波中学校が会場に内定。

二ヶ月前「やられていました」と血で汚れた鶏をタクロウ君がもってきた。羽根をわけてみると、腰の骨がむき出しになり痛々しいことになっていた。明日には死んでいるだろうと、一応、餌と水を箱に入れておいた。餌を少しだけ毎日食べながら死なずにいまも生きている。

骨が悪くなっているようすで歩けない。いつも餌と水を座っている鶏の前においてやるのがわたしの日課になった。歩けはしないが、もう死なないだろうと思うころからチャボの小屋に座らせた。チャボは怪我の鶏を素直に受け入れた。本当は、侵入者には命をはってむかっていく気性の荒いチャボなのに。

この怪我鶏がわたしになついてきた。パンでも手に乗せると喜んで食べる。そのうち歩行練習をはじめた。足がクロスして倒れるほどの怪我をしているが、羽根でバランスをとりながら歩く練習をしていた。

きょう、掃除の打ち合わせを終え5時ごろ農園に戻ると、この怪我鶏がかなり遠方まで歩いており、草むらの虫などを食べていた。まだ足取りは悪いが。

一緒に農園に入った群はもうタマゴを生みはじめて立派な成鶏になっているが、この鶏はまだ雛の顔をしている。もう群には戻れないであろうが、命がある限りチャボ小屋の同居人でおればいいと思った。

近くの中学校の先生がタマゴを買いにきてくださる、きょうは100個以上買い求められタクロウ君が聞くと、同僚の注文をまとめてくださったそうである。新天地で新しいご縁がうまれ、みなさんに生かされている幸せを感じた。

00/09/21(木) 06:52 六さん(JAG07563)


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