JAG07563 六さん 9月21日しんあい農園日記

 

言葉にするとどうも心とちがってくる。お掃除を人から尋ねられて説明するとき、そのもどかしさをいつも感じていた。それがスッキリ表現できる、わたしなりの言葉が見つかった。まさに言葉のダイヤモンドのようだ。

・・・・・・ 人は いつも見ているものに心も似てくる

これは、8月に開催された「全国大会」の手順書にあった。

掃除はいつしてもいいが、わたしは朝の掃除が一番心を整えるにはいいと常々思っていた。車を磨けば運転は落ち着いてくる。職場を掃除すればきっといい仕事ができる。自宅を掃除すれば家族の心が安らぎ心が揃う。

その理由は?と問われて、いつも的外れな回答しかできなかった。まさにこの言葉は、我が意を得たりである。しかし、もっと端的に言うとすれば。

・・・・・・ 人の心は その周囲を見ればわかる

とも表現できる。にわかにした掃除と、毎日続けている掃除は、例えば食器の輝き、鍋やヤカンの光ぐあいまでちがう。掃除で世の中が変わります。と断言された鍵山会長(日本を美しくする会)の心がほんの少し理解できたことがとても嬉しい。

5年前になろうか、毎日6キロ歩くことを決心した。人に約束したわけでなく、自分と約束した。どうしても歩けない事情は、出張の日、大雨の日、急な約束ができた日など、そんなとき完璧主義者でないわたしは「きょうぐらいええだろう」と気楽に止めた。しかし、歩くことが生活のリズムになると、どうしても歩きたい衝動にかられ、旅先では、居酒屋までの行きは歩く、帰りはタクシー。パーキングでは遠くに車を停める。など工夫がうまれてきた。

掃除も気楽にはじめて、やがて生活の一部となれば、自ずと創意工夫が出てくると思う。

掃除の大先輩、山口市の垣内社長(屋台村・カラオケ)から電話があった「明日、午後1時に遊びに行きますよ」。何度か倒産を経験されながも、したたかにいつも前進されている。スペシャルオリンピックスにも「領収はええよ」と5万円送ってくださったりする方である。

毎日2キロの水泳を欠かされないし、国道の清掃は毎日続けておられる。以前、一緒に屋久島縄文杉まで歩いたとき、その強靭な体力を見せていただいた。明日が楽しみである。

00/09/22(金) 05:03 六さん(JAG07563)


| 電子メール | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 |

| トップページ | みなさんのご意見 | 元気な鶏の卵です | 箸よく盤水をまわす | リンク先 |