JAG07563 六さん 10月10日しんあい農園日記

 

10時ごろパジェロが橋を渡ったのが2階から見えた。榎谷さん運転で、K子さんが乗っておられる車である。すぐ降りてお迎えした。近くの神社で催しものがあったので来ましたよ。とお弁当などを差し入れてくださった。

K子さんは、代議士 K夫さんの奥さまで、わたしとのご縁はそんなに古くはない。昨年の11月、スペシャル オリンピックス山口を設立したが、その会長になっていただいた。設立総会が近づいたころ、本部の熊本から、事務局長のわたしに交渉があった。K子さんを降ろさないか。というのが内容だった。理由は、スペシャルが政治に利用されはしないか。という危惧の声であった。

わたしは、K子さんのいい評判をこれまで聞いてきた。「あの人はねー」という批判的なことを聞いたことは一度もない。いろいろな場面で献身的にされている、もっというと政治家の奥さまらしからぬところがあるとも思っていた。そのことを説明しても「そうはいっても」と熊本は態度を変えない。何人かわたしの周囲の人には悩みを打ち明けた。総会まで日数が少ないときでもあり。

よし。と腹を決めて電話をした。降ろすならわたしも降りる。という腹である。言葉は丁寧であるが内容は「ならば、H夫人を会長から降ろすことが先決ではないでしょうか」と。そんな局面を乗り越えて設立総会が開かれ、全国で16番目として山口県にSOの旗印があがった。

以後、K夫人は水泳コーチとして、分単位の激務のなかをアスリートと一緒にプールに入ってくださる。それには、おそらくみなさん驚かれたと思う。日本の会長のH夫人でも水泳コーチをされたとは聞いていない。いまSO山口の名実ともに会長としてみなさんの人望をあつめておられる。

一方、SOがご縁で「宇部掃除に学ぶ会」にも参加をされるようになられた。常連である。7時から開始に、萩市のご実家から通われる。運転の榎谷さんも一緒に掃除に参加される。SOにしても掃除にしても、政治に利用するような取り組みはされていないことはもう周知のとうりである。7月、常盤公園の男子便器を K夫さんも参加で素手で磨かれた。

今月、掃除の県大会では中部少年院(孤児院)を会場に掃除をするが、その交流会にK子さん主宰の朗読劇「にっこり座」に上演依頼をしていた。その直前まで、パリで萩焼きを紹介するイベントがありますが、わたしだけ早く帰国して中部にまいりますよ。と言ってくださった。また、わたしが水泳に参加できないのでタクロウ君が出てくれ、それのお礼や励ましをタクロウ君に言いたくてこられた。あいにく彼は鶏舎にいたが。

10月10日は毎年お天気ですね!と言葉を残して次の行事に向かわれた。とても爽やかな出来事だった。

00/10/11(水) 04:06 六さん(JAG07563)


| 電子メール | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 |

| トップページ | みなさんのご意見 | 元気な鶏の卵です | 箸よく盤水をまわす | リンク先 | 地図 |