JAG07563 六さん 10月16日しんあい農園日記

農園を営むなかで多様な悩みが出てくる。これは農園だからということではなく、生きるという営みを続けていけば必ず出てくることではあるが。

問題に直面したとき、己のわずかな力で立ち向かおうとすると悪戦苦闘になる。結果が得られないと落胆してあきらめる。でも、あきらめられるぐらいの望みならば本当の望みではないように思う。

そういう葛藤のなかから、真民先生は 念ずれば 花ひらく という言葉をしぼり出されたような気持ちが最近してきた。念ずれば・・・・それが昇華していくと祈りに通じる。祈りは常識の世界を打ち砕く力がある。結果、花がひらく になる。

農園の入り口にその542番石碑を建てさせていただき、これまでは恥ずかしいことではあるが、人に見せるための石碑であった。自慢する石碑であった。しかし、それであってはただの石にしかすぎないことがわかりはじめた。

お掃除の世界でいい言葉をたくさん教えていただいた。その意味も理解した。それが、その意味を知って、人を裁く言葉になってはならないように、 念ずれば 花ひらく が、自分の心に掲げる目標にならないと意味をなさない。真の力にはなり得ない。新しい心持ちになりはじめた。

午後から、県大会の準備で宇部の掃除道具の点検をした。村上さん、中島さん、藤谷さんに山根さんが、我が家のガレージで協力してくださり、大会用のセットをつくった。暇だからでなく、忙しい中を繰り合わせてしてくださるからいい仕事ができる。忙しい人ほど いい仕事ができる ということかも知れない。

終わって休憩は、レストラン サルワーレでオーナーが開発された「しんあい農園タマゴ(薫製)」をみなさんで賞味させていただいた。

小倉から「噂をききました 月150個お願いします」というファックスも届いた。

きょうは、気持ちが晴れ晴れした一日だった。

00/10/17(火) 05:08 六さん(JAG07563)

 


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