JAG07563 六さん 10月25日しんあい農園日記

 

庄原市で掃除の仲間、林さんがパソコンを新調された。パソコンを販売された中村さんも掃除の仲間なので、タクロウ君にパソコンを習ってほしいというわたしの願いが一歩前に出た。つまり古いパソコンをあげよう。ということになった。

先週は掃除の山口県大会で、今週も鹿児島大会でタクロウ君には日曜出勤を頼んでいるので、11月になって林さんのところにいただきに行き、ついでに福山の実家に帰ってくるか。交通費とお休みを出そうとタクロウ君に話していた。その日を18日にした。

今朝タクロウ君がやってきて「19日が加法教会の大祭でちょうどよかったです」という。加法教会は、彼のご両親が参っている金光教の教会である。奇しくも彼もご両親と参拝できるという結果になった。

きのう電動ドリルを買った。先日から鶏舎の改造でタクロウ君が苦労している姿を知っているので、少しでも楽に作業できればということで。今朝も「きのう、タクロウ君がした仕事は、ある部分中途半端だと思う。きちんと結果が出る仕事をしようじゃないか」と注意をした。わたしは彼がその仕事に専念できる時間がとれるよう、彼の仕事をどんどん午前中手伝った。彼は11時ごろから鶏舎にドリルを抱えて入ることができた。

山口市内の配達を終え、農園に5時過ぎに帰ると彼の一日の作業がどうだったか彼の顔を見ればわかる。とても充実した顔で近寄ってきた「やるだけはやりました。このカタチでよければ、この方法で全部の鶏舎をやります」と。

言い難いことを何度も言い続け、彼も嫌な気持ちがしたであろうが、中途半端での「お疲れさま」は役にたたない。納得のゆかない妥協は、少なくともわたしとタクロウ君の間でするべきではない。ひいては、タマゴという食品をあつかう者としての責任まで揺らいでくると思うから。

お店のほうも家内が増え続けるタマゴの予約に事務処理が追いつかない状況をていしている。夕方、島原の長男に電話でそのことを告げた「できることなら、少しパソコンの仕事を手伝ってくれないか」と。1時間後「明日帰ります」と返事を受けた。将来への経営計画、毎日の養鶏現場、その販売と後処理。このサイクルを毎日繰り返してゆかねば しんあい農園の歴史はできない。長男にははじめてSOSを発信した。ここ数日で立て直したい。

00/10/26(木) 05:08 六さん(JAG07563)


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