JAG07563 六さん 10月26日しんあい農園日記

 

タマゴをメニューに加えてくださった山口市の「やたい村」、垣内社長と社員3名とわたしの5名で、新倉敷駅前の焼鳥屋「T」に向かって高速移動した。新倉敷では、いつもお世話になっている、広島掃除に学ぶ会の代表、井辻社長も合流して、午後1時に焼鳥屋をノレンをくぐった。

10年前、この焼鳥屋のカウンターでで友人と飲み、食い、語りあった。当時、韓国(慶州ナザレ園)に通いはじめた当初の頃で、韓国のこと、在日韓国・朝鮮人のことも話題にのぼり酒も手伝って大声で話しをした。会計を済ませて店を出たところで「おい!待て」と呼び止められた。カウンターで鶏を焼いていた大男のマスターが出ていた。

要は、我々が論じていた差別の話題などは、マスターが当事者(北朝鮮)としてはまったく甘い事実の認識であり、お前らが言うほど差別は甘いものではない。と唐突にからんできた。小雨のなかわたしはこのマスターと激論を戦わせた。それ以来、この店にはわたしのキープが並ぶようになった。

今年3月、この趙さん夫妻が鶏料理を広く学びたいと言うので、わたしの運転で鹿児島と宮崎で、わたしが出張で通う鶏料理の店を一泊の駆け足でご案内した。車中での会話などは、わたしの生涯の思い出になる。5月末には、突然このご夫妻がお祝いをもって農園に来られたこともある。わたしは親友と思っている。

食を職業としておられる垣内さんや井辻さんを、この美味しいTの味を紹介する待望の日になった。開店は午後5時からであるが、午後1時に特別に鶏料理を出して頂いた。マスターの経営理念などを聞かせていただきながら、やっぱり美味しい鶏料理に満足した。帰りには来春の移転先にもわたしを案内してくれた。坪50万円の駅前で320坪を買ったという。「大将、やるねー!」と現場で握手をして別れた。

わたしも、来年の春以降から鶏をどう処分するかという気が重い悩みがあり、鶏料理はその選択肢のひとつである。そのためには、今後も趙さんからたくさんのアドバイスを受けなければならない。

午後6時、みなさんと別れて自宅に向かうわたしの電話に趙さんから、鶏を売るためのたくさんのアドバイスがかかってきた。電話口ではお店の賑わいが伝わるなかで。ありがとうを連発した。

帰ると島原から長男が家内の仕事をサポートする目的で帰省してくれていた。久しぶりにビール、酒、ワイン、ビールと飲みあかした。いい一日だった。朝、やたい村に行く道中で、落ち葉の舞う道路をホウキをもって掃除をしておられた河村久仁夫さんの姿も清々しくよかった。

00/10/27(金) 04:40 六さん(JAG07563)


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