六さん 11月1日しんあい農園日記

昨夜からの豪雨が朝も続いており、鶏舎の戸を開けながら巡回し、その後は集卵という朝の日課は雨具を着けてになった。猛暑といわれた今年の夏は、毎日何度も着替えをしながら乗り切り、今度ははじめての冬に向かっている。天候しだいで仕事が変わるわけではなく、雨でも晴れでも続けていく営みである。

たまに井戸水の出が悪くなる。大雨の中を500リットルタンクを荷台に載せて水汲みに行った。300リットルほどいただいたが、そこのおじさんと挨拶して田舎の情報交換。細かい人間関係やら、どこで工事をしているという、たわいもないことが多い。

2トントラックのアルミのコンテナがあったので「俺もこれがほしいが・・・・」と言うと「ああ、ええのがある。11トンのアルミがある」という。10万円で運んでくれるというから、倉庫を建てることを考えたら安い。実は、宇部掃除に学ぶ会の道具を一式、いま農園においているが置き場に苦慮していたところである。11トンのコンテナがくれば解消しておつりがくる。

タンクに水を入れて帰りに、このコンテナの件は、水が足りないというなかでの出来事であり、水が足りていれば到達しなかったということに気がついた。足りないという事実は変わらないにしても、それゆえにということがある。その「それゆえに」が妙味である。妙味はこちらのアンテナの感度しだいでもある。

昼前にいつもご心配いただいている森脇社長が、先日お願いしたタマゴのサルモレラ菌検査結果をもってきてくださった。タマゴの内容と殻の2種類の検査はどちらも合格であり安心した。

先日から飼料メーカーも言うし、森脇社長も口にされた「来年はタマゴが安くなります」と。飼料メーカーは、ヒヨコの餌が全国的にたくさん売れているのでその予測をしている。一般のタマゴは相場で動くので、一番のしわ寄せは生産者にくる。農園タマゴは流通がシンプルではあるが、それでも周囲からはなんらかの影響はあるかと思う。

午後から免許更新にいった。今回は「優良」運転手ということで、短時間で放免していただいた。

自宅から帰り、家内が鯖の塩焼き2匹と肉じゃがを持たせてくれた。それを、朝の分にもわけて、一品はつくった、キャベツや人参を牛肉で炒めて、それに韓国味噌(コチュジャン)で味をつけたが、これは失敗で辛いだけであった。

00/11/02(木) 05:13 六さん(JAG07563)


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