JAG07563 六さん 11月5日しんあい農園日記

 

5月ごろサツマイモを大量に植えた。ほとんどついたので数えたら500本はあった。そのサツマイモもたくさんの人にタマゴを買っていただいたお礼で差し上げ、イモの葉は長期間にわたって鶏の餌になった。

聖和幼稚園の加藤さんがご尽力くださり、園児を中心に最後の収穫をする日になった。10時開始の前からご家族でつぎつぎに農園に訪れてくださり、タクロウ君も休日返上でその対応にあたってくれた。当然、タマゴをとる仕事に休みはないから。

忙しくしているとHのおばあさんが「タマゴをください」と来た。だいたい4〜5日間隔でこられるようになった。6個のパックを持ってこなかったので「約束違反をしたらいけん。今度はこのパックを持ってこい」と新しいパックに詰め、餅があったので一緒に差し上げてお帰りいただいた。数十歩すすんでは太陽を拝みながらなので、そりゃあ1時間はかかるわい。

タクロウ君が子供たちとイモを掘ってくれる間に、わたしはタマゴを集めて箱に詰める。中島さんと山根さんは豚汁をつくっている。炭に火をつけて焼肉のしたくもはじまった。子供の歓声が山にこだましてとてもいい風情になった。やっぱりにぎやかなほうがいい。

偶然、今度実習に来る山大附属養護学校のS君がお母さんとバスで来られた。一度、バスで通う勉強と農園を見ておきたいということだった。すぐ帰る予定がみなさんの歓迎で一緒に時間を過ごすことになり、これも楽しさを倍増させた。稔君は鶏を見ながら、きのう学校で飼っていた鶏が死んだことを顔をくもらせては話しをしてくれた。いい時計をしていた。彼もその時計がお気に入りらしい。

イモを全部掘っていただき、もてるだけお持ち帰りいただく用意をしてから焼肉を食べはじめた。わたしは前夜の下関の酒がまだ残っており、缶1本のビールが飲めなかった。みなさんたいそうな食欲で、最後は焼きそばまでつくって平らげた。

2時過ぎみなさんがお帰りになり、タクロウ君は4時からのスペシャルオリンピックスの水泳コーチなので「ありがとう」とお礼を言って帰ってもらった。

ひとりになり、今夜は何を食べようかと思案しながら面倒な気がした。犬のご飯をつくろうとガスを点火しょうとしたら電池がなくなり火がつかない。自宅に帰るきっかけができた。

00/11/06(月) 07:42 六さん(JAG07563)


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