JAG07563 六さん 11月29日しんあい農園日記

 

大阪帰りの疲れを自宅でいやし、いつものように早起きをした。家内に はなちゃんのトイレを頼み、わたしは自宅の2頭を連れて防寒姿で朝の散歩をした。もうじき朝をむかえる冬空には満天の星が輝いていた。

味噌汁にご飯の朝食がおくれて自宅を出るのが6時になった。夜明けは6時20分ごろなので出遅れることになる。家内にその遅れをブツブツ小言をいいながらエンジンをかけた。農園まで飛ばせば30分なのでアクセルを踏んだ。

国道2号線に乗り入れる交差点で救急車が走り抜けた。わたしも国道を走り、狭い田舎道で一番近い道を選んだ、飛ばしていると前方にさきほどの救急車の赤色灯が見える。わたしが走る方向で事故か病人が発生しているんだろうなと感じた。赤色灯にじきにおいついた。愛犬は助手席で興奮気味である。わたしは「こいつが先導してくれるなら、対向車は道をあけるわい」とすぐ後ろ車をつけた。

しばらく走り、もうすぐ広い県道に出るのでそこでこの車も追い越そうと思っていたら、狭い農道で車同士の衝突事故が発生していた。薄暗くて状況はわからないが田んぼに一台の車は突っ込み、そばに人が倒れており、何台かの車が停まり人が走っている姿が見えた。救急隊員はストレッチャーを出している。

すぐタクロウ君に電話をした「いま事故があり農園到着が遅れるかもしれないが心配せんでええから」と。どこか近道があるはずとUターンした。点在する農家から軽トラが出ていたので吉部に行く道がないか尋ねた「あんた四駆か」ということで四駆ならばいける近い道があるというので走った。カーナビに表示しないそれは細い道が、山を越えるという道であった。最悪なことに対向車が来た。事故現場に急いだパトカーが道に迷っていた。離合するには四駆が活躍し、結局7時少し前に農園に到着した。

「もし」という仮定で考えると、家内が今朝、手際よく朝食を作ってくれてもう10分前、あの現場をわたしが通過していたらどうだったのか。なにかアクシデントがあっても、それはもっと大きいアクシデントを回避するものであるかもしれない。そう思ううようにしたいと思った出来事だった。

午後、病院に検査に行った。20分昼寝をした直後だった、そのせいかもしれないが100と50といういい血圧だった。医者が営業上か「心電図もきょうはみましょう」とうながし、看護婦が測定してくれた。下着のシャツはあげればいいが、足首に器具をつけようとした彼女が言った「完全装備ですね」。パッチに靴下を合わせて、その靴下の上には山行きの毛糸の靴下を重ねていたからである。

市内では暑さを感じるが、農園ではこれがちょうどいい。「はぁー、とても冷え症で・・・・」と答えたらこらえきれずにふきだした。信じられんかもしれんが、とても寒いのですが。

00/11/30(木) 04:58 六さん(JAG07563)


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