JAG07563 六さん 12月7日しんあい農園日記

きのうまで、そこにはK君がタマゴを磨いていた場所に彼がいないとなにか違う。午後から各鶏舎の産卵箱の新聞を交換するという仕事も、またわれわれ二人の仕事になった。

木曜は下関配達便。松村専務の市場に併設する「ふくの里」。望月さんのお店2店舗。松村専務ご紹介の「阿野 米店」に先週営業に行ききょうは2回目。タマゴにどんな評価が出たか興味と不安をもちながら、下関に約800個のタマゴを積んで店を出た。

最初にきのう営業した松永さんのお店に80個。これは現金売り。次は、タマゴのお客様 レストラン サルワーレで年末までに100名の方が、リースをつくってランチを食べるという企画があり、そこにおひとりにつき2個のゆでタマゴをプレゼントさせていただき、ささやかなコマーシャルをさせていただく。昨夜から家内とその準備を終え、渡邊えっちゃんお手製新聞も印刷ができたので、かわいい紙袋に入れさせていただいた。

3時ごろ南風泊(はえどまり)市場に行くと、まだ村田美津子さんの車があったので魚市場の二階にあがり挨拶に行った。いまは「ふく」のシーズン真っ盛りなので、おそらく早朝から仕事をされているだろう。長丁場の仕事をされている。中尾常務もおられた。

中尾常務とは以前に内蒙古を一週間旅をしたことがある。ホロンバエル大草原のパオでとにかくクラクラに酔う酒を飲まされ、朝まで草原に倒れていたが、その夜バックの財布から所持金の全部を抜かれていた。それはあくる日、満州里のホテルで気がつき手後れになった。以後、タバコもビールも、まるでコバンザメのように常務に添いながら旅を続けた思いでがある。

松村専務もハガキ道の達人だが、中尾常務もそうだった。毎夜、奥さま、奥さまのご両親あてにせっせとハガキを書いて、あくる日に郵便局を探して投函する繰り返しをされていた。仕事ができる人は裏付けをもっておられる。そう感じた旅だった。

村田さんにお茶をいただき、望月さんの工場に行った。ここも水産加工品で従業員さんは私語をするどころか、それは黙々とサカナにむかっておられある種迫力がみなぎっていた。望月さんのレストランでも大口でタマゴを継続して買ってくださることや、お店でも販売してくださると言ってくださりありがたかった。

阿野米店では「売れるかどうか」と先週言われたので、お断りのお返事覚悟で行ったが「ああ200個おいて」と声をかけられた。もう荷台には130個しかなくそれで勘弁していただいた。小売りの商いは人とのふれあいが面白い。わたしにむいているかもしれない。

帰り道、愛鶏家の願王寺 西村住職を訪ねた。15分ほどの滞在であったが、その鶏舎を見てわたしは大きな発見・・・・農園の改善糸口を発見した。明日はさっそく試してみよう。問題意識があるとヒントがある。行ってよかった。

最後は、明日掃除の受賞祝いをする レストラン サンセリテに下見に行った。大きなグランドピアノも使用OKで、明日はフルートとともに最高の演出をしてくれるだろう。

00/12/08(金) 04:38 六さん(JAG07563)

 

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