JAG07563 六さん 12月14日しんあい農園日記

きのうの疲れが少し残っているような朝をむかえた。7時にはレストラン サルワーレの玄関に配達の品をおいて農園に着いた。タクロウ君はすでに集卵をはじめていた。その彼を呼んで一日の打ち合わせをした。

10時半までに集めたタマゴを積んで、山口市の「やたい村」納品経由、渡辺バラ園立ち寄りでお店に帰り、そのまま下関に配達と営業に行き、夕方には農園に戻るからそのときに残りのタマゴを積もう。彼には、様々な仕事の指示を与えた。ふたりで5人分は働いているぐらいの仕事量である。

わたしはスクモを米袋に詰めてそれをトラックに山盛り満載にして帰ったのと、水を300リットル汲みにいった。それで10時半になった。「やたい村」は夕方の営業開始なのに、11時過ぎには何名かのバイトギャルが働いていた。バラ園で香りのいい束を受け取り自宅に向かった。

とにかく腹が減っているので茶碗二杯のご飯を食べた。で、すぐに下関に車を走らせた。高速を利用すれば速いが、30円のタマゴを売りに行くのに余計な経費をかけるわけにはゆかないので、師走の国道2号線を走った。途中、薬局でカフェインのドリンクを買った。

「うちは、別にこだわりはないから、タマゴは安いほどええよ!」と食堂のおばさんが先制パンチを浴びせてきた。魚市場の食堂を松村専務がご紹介してくれた。ここで萎縮するにはゆかない。「そりゃ、そうじゃ」とパンチを受けながらも今のタマゴの単価を聞き出した。4円安い。しかし農園の仕事量を考えると値引きはできない。

まぁ見てください。と自慢の「元気タマゴ」を白い皿に割って見せた。おばさんと、わたしと同年代ぐらいの娘と思われる女性が「ああ、いいタマゴじゃね」と感心してくれる。この鶏は吉部で飼っているんじゃ・・・・。「うちの主人は吉部の出身ですよ」と同年代が言う。荒滝山のふもとが実家だそうで、その場所から農園は近い。「少しぐらい高くてもええ。生タマゴで50円で売ればええ」と同年代が味方につき商談は成立。ならば、あるだけのタマゴをきょうおいて帰れとおばさんが言うが50個しかおけなかった。週一回、160個を納品させていただくと、従来のタマゴ屋さんと両方おつきあいができる折中案である。

農園経由で自宅に帰った。きょうは家内がまた大台にのる誕生日ではあるが、特別なことはなく、夕食を済ませて9時半ごろまで仕事を続けて寝た。

00/12/15(金) 05:38 六さん(JAG07563)


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