JAG07563 六さん 12月15日しんあい農園日記

大霜で真っ白な山間を走り、農園近くの道路に表示してある気温はマイナス2度。路面は凍っている場所もあり慎重に走った。7時過ぎに農園に着いた。白い息をはずませてタクロウ君は動いていた。鶏舎の外にかけている寒暖計を見たらマイナス3度。

なにをさておいても鶏舎に入って給水ニップルを点検した。悪い予感は的中していた。どこかで給水管が凍り水が来ていない。いまは午前3時半から点灯しているので約4時間も鶏は水を飲んでいない。

タクロウ君の仕事を中断させ、倉庫から給水タンクを運び出して前の川から水をとって鶏舎に運ぶ作業をした。この冬一番の寒気のなかで水を運ぶ仕事は辛いものがある。身体は温まるが指先はちぎれるほど痛みを感じた。

夕方、保温材が巻いていないエンビの個所に保温材を巻き、加圧ポンプはビニールシートですっぽりくるんだ。

水騒動のあとは宝の山(スクモ)に挑戦。スコップは疲れるので片手鍋を持っていったらこれが大変使いやすく。約40袋を60分で入れ終えた。40袋は荷台に山盛りになり当然ロープで固定する。

スクモを鶏舎に入れると何が一番いいか。それはホコリがたたない。これまでは床の土が乾燥してホコリが多かったがそれがなくなった。鶏にとっては快適に違いない。もう2〜3日宝の山を往復したいと思う。右腕が筋肉痛だがすぐ慣れると思う。

7月20日、農園の出発を大勢のお掃除仲間がかけつけてお祝いしてくださった。そのとき目録「朴の木」をいただいた。真民先生「念ずれば」の石碑近くに、先生のお好きな朴の木を植えようというみなさんのお気持ちであった。植樹には時期が悪いので目録となった。

その木の手配を、河村久仁夫さんがしてくださり、たまたま小鯖(おさば)にタマゴの配達で走っていると、その近くに園芸店があり、そこに木が2本用意してあると言われるので立ち寄った。立派な木が2本用意してあり、奥さんに植え方を教えてもらって荷台に積んで帰った。師走の混雑した道を抜け、山道にはいり農園に着くとほっとする。

00/12/16(土) 05:20 六さん(JAG07563)


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