JAG07563 六さん 12月17日しんあい農園日記

 

あいにくの空模様だった。冷たい小雨の中を雨具をつけてタマゴを1300個ぐらい運ぶ作業は、タマゴを濡らせないので疲れが倍増する。そして選別。それを11時過ぎまでしていると掃除の仲間、加藤敦子先生が到着。すぐ後から家内も到着。加藤先生は野菜を植えようと来られた。家内は、日曜はわたしがひとりなのでタマゴの運搬が目的である。

12時ごろ、広島の梶原京子さんから電話「いまお店に着きました。誰もおられませんが」と。梶原さんは瀬野さん親子と共に、岩崎さんご夫妻の車で来園されることになっていた。お店を見に行かれたらしい。電話で農園まで誘導させていただき無事到着された。

今回の目的は、瀬野恵美子さんがどう農園とかかわりながら仕事ができるか。それを模索するために来られた。わたしは彼女ができる能力を生かせることをするべきで、できないことに挑戦しないほうがいいという基本的な思いがあった。

恵美子さんは、広島の中村さんからパソコン通信の指導をいただいて、わたしにメールをくださるようになった。不自由な身体であっても積極的に挑んでいく姿勢は強い方だと思う。

わたしは彼女が織り上げる「さおり」をすすめた。いま彼女がはじめて仕事として作品を織り上げている。わたしはそれを障害者がつくったというお情け頂戴方の売り方をしないでも充分に商品価値はあると思っている。その特技を生かせばいい。

ただし、一枚がいくらで、期間は何日でどうでしょうか。というアピールでは絶対に売れないと思う。それはどんなものでもそうであると思う。かっこよく言えば彼女のさおりに物語りがいる。さおりの出来栄えも大切であるが、その裏打ちとしての物語。それを世間では「こだわり」という言葉にしている。この物語に人は突き動かされる。だからそれをつこりましょう。

それと、織ることはこれまでは趣味だったかもしれないが、お金をいただくことは真剣勝負なので恵美子さんの都合が優先しない。自宅で仕事をするということは非常に自己管理が難しい面があるので、そのためには、仕事の前には仕事の服を着て、きまった時間割で仕事に専念する。部屋着でダラダラとする仕事は仕事にはならない。と注文をつけた。

これから、彼女とさおり織のパンフレットを作成して、それを農園のお客さまに配らせていただこうと思う。さらにわたしのネットワークのみなさんにもご紹介をさせていただき、恵美子さんがその注文を受けてさおりを自宅で織れる体制づくりにかかわっていきたと思う。

岩崎さんの奥さまは 広島掃除に学ぶ会に何度か参加をされ、井辻快調や谷川さんという特徴ある方をご存知であり、元岡社長のファンでもあった。加藤先生が接待役をしてくださり大助かり。

00/12/18(月) 05:52 六さん(JAG07563)


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