JAG07563 六さん １２月１８日しんあい農園日記

先日まで実習で来ていたＫ君のお母さんが来られた。山形からリンゴを届けてくれたとおすそ分けもいただいた。お母さんからは直後に「タマゴをありがとうございます。稔が一生懸命に磨いたと思うと食べるのがもったいない････」と結ばれてあった。今回の実習はたいへんよかったとお礼を申され恐縮した。彼が学校で書いてくれたお礼状を原文で紹介させていただこう。

しんあい農園の足立さん しらはまさんへ

たまごをふきんでふくことをおしえてくださっって どうもありがとうございました がんばってたまごをふきんでていねいにふきました

２７日にバーベキューをしてくださってありがとうございました くさかりをおしえてくださってありがとうございました しんぶんしをかえるのをおしえてくださってどうもありがとうございました またどこかであいましょう さようなら

わたしたちにとってもいい勉強をした２週間であった。お母さんも毎日農園に通う息子の後ろ姿を祈るような気持ちで送り出していたにちがいない。

午後３時から我が家で毎月恒例の「掃除に学ぶ会」の打ち合わせ会を行った。今月で４７回目になり、そういう慣れの意味からすれば打ち合わせは電話で簡単に済ませることができるが、毎月我が家で綿密な打ち合わせをしている。今回特筆すべきは高校生が３０名。中学生が３５名の参加を得て総勢は１００名をこえる。会場は中学校をお借りする。このように宇部で掃除が定着しつつあることが嬉しい。鍵山相談役が申される「箸よく盤水をまわす」。一本の箸でも根気強く回すと、やがては大きなうつわの水でもまわり出す。というたとえのように、宇部の掃除には大勢の箸があるから力強い。

特に今回は農園から車で１０分ぐらい走る。それは山の中にお住まいの女性と宇部掃除の野原加代子さんを介してご縁がうまれ、その彼女が初参加の意志をファックスで届けてくださったことが嬉しい。掃除で広がるご縁は無条件で嬉しい。

00/12/19(火) 05:01 六さん(JAG07563)