JAG07563 六さん 12月24日しんあい農園日記

 

前の仕事ではイブの日はおおむね九州にいたことを、ラジオから流れるクリスマスソングで思い出しながら鶏の世話をした。

前の仕事では、12月定例議会の録音テープを預かりながら、お歳暮を持ってだいたい宮崎県を走っていることが多かった。左に日向灘(太平洋)の水平線をみながら、フェニックスの宮崎を走るのが大好きだった。

あるイブの日、カップルや家族連れでにぎわう夕方入った居酒屋で「やっぱり ひとりは 寂しい」と山頭火の句が掲げてあり、胸をしめつけられた思いでがあるイブもあった。

家内が昼飯を運んでくれた。朝から火の気がない場所での仕事を身体が冷えていたので、ストーブのそばで温かい食べ物は緊張がほぐれるような気がする。家内は約1000個のタマゴを積んでお店に急いだ。わたしは「掃除をするか」とトイレを磨いて、床に掃除機を走らせていたら広島の鈴木さんご夫婦とその仲間5名が部屋に入ってこられた。掃除機の音で気がつかなかった。

永本建設さんのご紹介で遊びにこられた。約1時間あまり、お茶も出さずに話しをさせていただいた。せっかくこられたのに、ジュースやお茶ぐらいはあったのに悪いことをした。

輝くんのクリスマス プレゼントをHさんに持って行った。たてつけの悪い戸をあけると、真っ暗な部屋のなかにおばあさんはうずくまっており、わたしの声で表に出てきた。水道がなく雨水を使っていることは知っていたが、もしかすると電気もないのかもしれない。輝くんというわたしの友達からのプレゼントだと説明して紙袋を手渡した。韓国海苔、餅、肌着をみて何度も頭を下げて ありがとうを連発した。

ついでに26日に来客があるので仕出屋に注文にいった。女将さんが「ああ、ええところに来た。クリスマス プレゼント」と刺し身の盛り合わせをふたパックと、天ぷらに大きな愛宕ナシをくださった。今度はわたしが ありがとうと頭を下げる場面になり苦笑した。

夕方のラジオでは川柳があり、今年の栄誉は

検尿に なみなみついで 驚かれ 

とあり、大笑いをした。

00/12/25(月) 05:48 六さん(JAG07563)


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