JAG07563 六さん １２月３０日しんあい農園日記

下関板金（シモバン）の松本さんが、年末の慌ただしい中を３名で来てくださり新鶏舎の建築をはじめてくれている。きょうも来てくれ工事は進んだ。先日から調子が悪かった鶏舎の給水設備の取り替えに廣中さんも来てくれた。もう仕事は一段落で正月休みに入りたい時期だろうに････お掃除仲間ならではの協力が嬉しい。

正月あいだに餌が切れないよう約２トン（紙袋１２０）の餌を運んでもらった。運転手は昨夜の酒がまだ顔に残っていた。

きのうから帰省した息子を連れて行きタクロウ君に指導を任せた。タクロウ君は半年で仕事に自信を持ち、理由を説明しながら指示ができるまでに成長している。わたしはスクモ取りと水汲み３００リットルが半日の仕事になった。

昼、お店に帰る道中バラ園に立ち寄った。正月もタマゴを生むし餌も食べる、これは計算外じゃった！と言うと「バラも同じ。花が咲けば放ってはおけん」バラも正月返上で作業があるという。

午後からお店を手伝い、４時前にもう一度農園に向かった。気になることがあったから。タクロウ君と農園をはじめていつも感じるのは彼は働き者である。ちょっと一服が全くない。きょうも夕暮れの農園に帰ったが彼の姿はない。鶏舎でなにか仕事をしている。わたしの用事を済ませて彼を探し出して「今夜か、それとも明日帰るか」と聞いた「眠くなければ今夜３時間で走れますから帰ります」と言う。今夜帰るつもりだな･･･と受け取った「４日の朝までは頑張るから帰ってこい」と言うと「良いお年をお迎えください」と応えてくれ農園を後に我が家に戻った。

今夜は家族揃ってシシ鍋が待っている。この肉はだいぶ前から地元の猟師に頼んでいたもので一週間前に手に入れることができた。息子家族に加えて次女家族も加わり鍋ふたつで酒盛りをした。勤務時間がない生活のなかで久しぶりに仕事を忘れた時間であった。

00/12/31(日) 05:39 六さん(JAG07563)