JAG07563 六さん 1月3日しんあい農園日

餌は一日120グラムを目安にするとよい。だいたい書物にはそう記してある。その与え方は「不断給餌」「制限給餌」の2種類がある。

絶えず餌を食べさせる「不断給餌」では120グラムを超過して食べることになる。そうすると餌代が目に見えて増加するし、鶏が太り過ぎそれによる障害もおきることがあるという。

これまで不断給餌でおこなってきたが、1週間前から制限給餌に変更し、その量は140グラムにした。午後から給餌すると、翌日の昼ごろには餌がそこをつき、鶏は空腹を感じていることがわかる。日ごろは好んで食べない魚粉やカキガラまでも食べ尽している。

最悪の一日はその給餌に問題があったのかもしれない。

午後、いつものように各鶏舎を見回っているとある鶏舎で鶏が死んでいた。こんな事故はたまにある。尻をつつかれて出血して死んでいる。周囲を見回すとさらにもう一羽死んでいる。よく見ると元気そうに見える鶏のなかに何羽も尻から血を出している鶏がいるではないか。とりあえず2羽を出して、怪我の鶏を捕獲したら10羽いた。怪我の様子は悪い。わたしはこんな鶏を処分する勇気がないのでチャボの小屋に入れた。

この群は以前にも尻つつきが発生して、クチバシを焼き切る(デピーク)という荒治療を行った群である。なにもしたくないほど落ち込んだ。それはまだ養鶏の日が浅く、なぜこうなるのかという原因がわからないからである。この「つつき」が全群に拡大したら・・・・・という恐怖感がわいてきた。

午後から夕方まで実に長い時間を過ごした。いまできる処置は給餌を戻すことしかわたしには思いつかない。

01/01/04(木) 04:52 六さん(JAG07563)


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