JAG07563 六さん 1月10日しんあい農園日記

 

夕方7時から、豊北町発展クラブでお掃除についての話しを60分させていただく日が来た。豊北町は山陰線でいえば下関と萩に挟まれた位置にあり、わたしの宇部からは少し距離がある。ここの中山育雛場から農園のヒナ鶏は全部仕入れており、その中山社長が発展クラブと関わっておられる。

12時前に自宅に戻りカレーライスを食べて「15分寝る」と横になった。横になれば2〜3分で寝ることができるから便利である。起きてタマゴの整理を1時間半ほどして近くの温泉に行った。

散髪屋さんが正月休みなどで、わたしの髪の毛は爆発しているが散髪に行くほどの時間にゆとりがないのでシャンプーのつもりで風呂に行った。昼間の温泉は老人ばかりだった。湯気の向こうで誰かを抱きかかえている姿があり、とく見ると70歳近いお年寄りが、90歳近いお年寄りを抱えて風呂からあげていた。おそらく親子だろうと思う。

身体をたんねんに洗い、脱衣場ではご老人を座らせて下着や靴下を履かせておられた。こういう光景には無条件で頭が下がる思いがする。

頭も整えてスーツに着替えた。痩せたせいかズボンがユルユル。途中、菊川町の願王寺の西村住職を訪ねた。とにかく鶏マニアで鶏のスタイルや鳴き声にはちょっとうるさい。聞いて驚いたが、最近まで200羽もの鶏を飼っていたといわれる。いまでも100羽ちかくがお寺の裏庭で遊んでいる。近況や情報交換をした。

発展クラブは異業種交流の場で、わりと若手の経営者がメンバーであった。宮崎県椎葉村には「村おこし塾」があり、過疎化に危機意識をもつ青年や役場職員が研鑚している。現状をなんとかしたい。という集まりは、わたしの知る範囲では宮崎に多く、都城市には「21世紀研究会」もあり、外国から輸入される農産物にどう対抗して生き残るかを真剣に研究している。小さい町で、真剣に商売の活路を見出そうとされるところに道はつくと思う。投げやりになっては負けである。

つたない話しであるが、わたし自身がお掃除とご縁ができて、周囲の人たちから育てていただいた話しを60分せさせていただいた。10時過ぎに自宅に帰った。

01/01/11(木) 05:23 六さん(JAG07563)


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