朝６時過ぎ、チェンジを四駆に切り替えて出た。道路はピカピカに輝いていた。昨夜からの凍結で、農園に向かう道沿いに放置された多くの車やトラックをよけながらいつもの倍の時間をかけて農園に着いた。氷点下５度。

当然鶏舎の水は凍てつき、鶏は水を求めてザワついている。すぐにバケツをもって川に入り土手を登ろうとして、雪で足が滑り身体半分に凍り水を浴びた。でもやめるわけにはゆかない。バケツで格闘しているところにタクロウ君が来てくれた。とてもひとりでできる作業ではない。寒さで指の神経はマヒしているし。

終日水道の凍結は続き、水汲みと餌やりにタマゴ集めをするのが精一杯である。体力的には相当に厳しい一日であった。

下関の村田美津子さんが「ありがとう通信�ｂW」を届けてくださった。昔、毎日新聞紙上で ２４０字の文学 というコラムがあり、短文でありながらも文章に心を通わせることに投稿者は技を競い、読むのが楽しみであった。それをこの通信で思い出した。

村田さんが「おみくじ」をひいて----物を粗末にする事は 神を粗末に扱うことになる。という内容があり、それの解釈を短文でご自身の言葉でされて歯切れがよかった。話し方とか、文章講座とかを少し経験したことがあるが、どちらも技術が主ではなく、まず心ありきのような気がしている。

01/01/16(火) 04:44 六さん(JAG07563)