JAG07563 六さん 1月17日しんあい農園日記

 

悪い予感が的中した日だった。

朝の気温はマイナス8度。当然給水は完璧に凍結し、午前中はタマゴ集めと水運びに忙しかった。作業をやめるとシンシンとした寒さが襲ってくるので、とにかく動くことが一番楽である。

お店にタマゴを運び3時過ぎまでお店の手伝いをしたが、どうしても気になることがあるので農園に走った。

この連日の寒さで、水道管の破損などが多発しているとラジオや新聞が報じているが、農園では一ヶ所だけエンビの管が裂けているだけで他は無事のようである。しかし、そんなに好都合とは思えない。気温が3度になったので凍結がゆるみ、悪い個所があれば発見できるという勘だった。

農園について見回ろうとすると車が入ってきた。望月さんがステンレスの水中ポンプを井戸で使うようにと運んでくれた。この雪道をとありがたかった。タクロウ君に切っていたポンプに電気を入れるよう指示した。瞬間、ひとつのタンクから大量の水がこぼれはじめた。管が裂けている。いったん電源を切り、望月さんと、鶏舎を建築中の村上さんが応急修理をほどこしてくれ、再び電気を入れ鶏舎の内部を小走りで点検。シューッという水音がする場所があり、水道管の破裂個所があった。

次は母屋に水を送るポンプが破損して、すでに200リットルもの水が流れていることに気がついいた。とにかく水を汲んでおかないとアウトなので、薄暗くなった農園からタンクを積んで山水を汲みに急いだ。望月さんたちは復旧に努力をしてくださったが、部品がなく・・・・実はもう一台のポンプがあったが、それも凍結で破損していた。

とにかく1000リットルの水は確保できたのは、6時のサイレンが山間に響いているときだった。悪い予感がそのとうりになり、給水のライフラインはズタズタの状況である。タクロウ君はシモヤケで痛む足をひきずりながらもよく働いてくれるが、この自然を相手ではどうしょうもない。とにかく廣中さんに電話で修理をお願いして農園をあとにした。寒さに完敗である。

母屋の水は致命的で時間がかかると思う。とにかく鶏舎を最優先で明日は廣中さんの活躍を待つしかない。日ごろの3倍ぐらい重い足取りになった。

古い牛舎は朝案内してもらった。すぐにでも50頭ぐらいの牛が飼える設備がそのまま放置してある。いくらで貸してくれるかを問い合わせてもらうよう頼んだ。

来月のお掃除会場が常盤中学校に決まったので24日に挨拶に行くようにもなっ た。

嬉しい話題もあったが、精神的にもまいった一日だった。

01/01/18(木) 05:38 六さん(JAG07563)


| 電子メール | スペシャルエッグ | 1月 |

| 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |

| トップページ | みなさんのご意見 | 元気な鶏の卵です | 箸よく盤水をまわす | リンク先 | 地図 |