六さん 1月20日しんあい農園日記

朝の小雨が昼前には大雨になった。この冷たい雨のなかでも25日の鶏舎棟上げをめざして工事が進んでいる。みなさんにあたたかく昼食をいただいてもらうため、薪ストーブと石油ストーブの両方を焚いて、昼前に農園をあとにして自宅に戻った。きょうはとても楽な気持ちで運転した。

タマゴを全部の鶏が巣箱でうんでくれない。床でうむ癖がついた鶏も全体の何パーセントかはいる。当然タマゴは汚れるから洗わなくてはならない。この洗卵について当初は抵抗があった。洗うと生タマゴで賞味できる日数が短くなる。せっかくのタマゴの価値が落ちるような気がしていた。しかし、汚れたままでは商品価値がないので洗い、そのタマゴは生の賞味期限を短縮して表示している。

一方、無洗卵は農園できれいな布で表面を拭き取り、ヒビなどないかを検査している。いまの時期ならば生で食べられる期間は保管がよければ一ヶ月は大丈夫である。

自宅のキッチンで温水を流しながら毎日タマゴを洗う作業は、どことなく余分な仕事をしている感じがして辛いものがあった。早く休みたい日でもこれは絶対に終えてからになる。当然「どうすれば巣外卵の発生を少なくできるか」という現場での工夫に結びつきあらゆる工夫を講じることになる。いまは規格が違う巣箱を取り寄せて組み立てている。辛い仕事ではあるが、それゆえに改善ができるという式になる。

12月に依頼した洗卵機が到着し、わたしがすれば2時間はかかる作業を30分足らずで完璧にしてくれる。タマゴは温水を通過後、柔らかいブラシのトンネルを通り、その後に乾燥して出てくる。もしかすると、全部のタマゴを洗ったほうが衛生面ではいいのではないかなど、頼もしい機械をみると思ってしまう。自宅で洗う仕事がなくなり気分がよくなった。

午後3時。下関のお掃除仲間の岡本さんを望月さんが紹介してくださり車を買った。4月から長男夫婦が島原からわたしの自宅に移り住み、農園の仕事を手伝ってくれるので、いまわたしが使っている車を長男に使わせて、もう一台必要になるので思いきって買うことにした。

今度の車は同じ車種で5名乗り、オートマでターボディーゼル、荷台は250キロ積載で今の半分以下ではあるがトラックとしても使える。もちろん雪に強い四駆である。なによりも違うのは、岡本店長のおすすめでカラーはメタリックのグリーンなので、大型駐車場でも一目で発見できるぐらいの派手さはある。看板車として目立つぐらいがいいと思う。大事に使おうと思う。

01/01/21(日) 05:43 六さん(JAG07563)


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