JAG07563 六さん 1月27日しんあい農園日記

 

第48回宇部掃除に学ぶ会の朝は雨音で明けた。思ってもはじまることではないが憂鬱な気分になる。以前、台風の襲来が掃除の当日だったときは、気合を入れて出たのだが、冬の雨となると正直なところ「なんとかならんか」とつぶやいてしまう。

6時前に掃除道具を満載して我が家を出た。山行きの雨具で完全装備である。自宅のあちこちでは多くの炊飯器が動きこれから朝食の用意がはじまる。現場の常盤公園に一番のりして130リットルのおお鍋に水をはり点火した。これで7時過ぎには便器消毒用のお湯になる。

5時過ぎに萩を出てご参加の河村さんや、徳山市からの参加など案外遠来の方が早く到着される。7時まえ夜も明け始めたころ雨があがった。今回は初参加の方が5名おられ班編成にも工夫がこらされてある。わたしは今回は全体をみるという役柄になり、

9時の終了まで各班を巡回してリーダーが気がつかない点があればアドバイスをするということをした。9時から会場を地域のふれあいセンターにうつして朝食交流会を60分した。大人数でも小人数でも、手作りの朝食を食べながらそれぞれの体験発表を聞かせていただくこの時間が大切だと思っている。心があらわれるような言葉が出てくるから。

後始末は食器も掃除道具も我が家が会場になる。有志がいつも集まってくださり丁寧に整理される。わたしは農園にいったん向かって、午後から販売するタマゴを運搬する。掃除の日はタクロウ君の昼食は朝のオニギリである。タマゴを運び終え、わたしも残った豚汁とオニギリで昼食を済ませ「すまんが寝る」と家内に頼んで寝た。よく寝た。なんと60分もである。起きたとき気分は抜群にそう快で「これなら午後からどんな仕事でもできるわい」と思った。そし て本当にハプニングがおきた。

3時過ぎ、農園の水タンクをなにげなく点検したら1000リットルの水槽が空になっている。すぐ走って鶏舎に配水している300リットルのタンクも見にいったらこちらも空である。とすると当然鶏舎には水が出ていない。午後からの雨のなかで途方にくれた。原因は、先日の寒波で母屋のどこかで漏水があったのが原因のようで、母屋にいくバルブをしめてとにかく水を満水しなければならない。午後6時まで3時間かけて1800リットルの水を運んだ。ほんとうに昼寝をして体力を回復させていてよかったと思う。無駄なことはなにもない。この水汲みの最中にであった方から、農園の畑に湧き出る水の処理方法を具体的に教えていただいた。ハプニングに導かれて。

01/01/28(日) 05:17 六さん(JAG07563)


| 電子メール | スペシャルエッグ | 1月 |

| 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |

| トップページ | みなさんのご意見 | 元気な鶏の卵です | 箸よく盤水をまわす | リンク先 | 地図 |