JAG07563 六さん 1月28日しんあい農園日記

 

朝6時前に自宅の電話が鳴った。早朝の電話はこれまでにも嬉しい内容は少ない。家内がうけてその顔がくもった。

家内の姉は相生市の書店に嫁いでいるが、その主人が昨日、出張先の鳥取市で倒れ、今朝息をひきとった。大柄でいつもニコニコしておられ、次女の結婚式にご夫婦でお祝いに来てくださったのが最後であった。突然の訃報に驚いた。年齢は55歳前後かと思うが、3人の子供はまだ学生もおり結婚は誰もしていない。家族や仕事のことを思うと、突然の死は本人も家族も受入れ難いことだろう。

火曜日の午前中が葬儀と決まり、家内と長女が参列させていただき、わたしは後日お別れに行くことに決めた。

日曜なのでひとりで農園の仕事をこなした。ふたりでも休みなしで働かないとこなせない量があるので、ひとりならば常に小走りで移動するぐらいの気持ちがないとこなせない。本によると平飼い養鶏でひとりが面倒を見ることができる羽数は1000羽が限度とある。1600羽は当然無理がある。

昼前に親子3人が来園。K君という17歳の子供さんを2月10日まで農園で勤労体験させてほしいという申し出だった。K君は幼いころ脳をわずらい、いまは兵庫県の県央部生野町にある私立生野学園に寄宿しているが、入学説明会などの行事で一時帰省しているという。

少し父親からその生野学園について説明していただいた。いわゆるおちこぼれた子供をあずかり、その子供の個性を引き出す教育をしているという。したがって授業などはなく、本人が興味をしめすことをさせるという生活をしているという。突然の申し出ではあるが、お役にたてるならば引き受けましょうと了解した。K君は明日からバスでとなりの小野田市から通ってくる。

夕方、みぞれの舞うなかを下関の村田さんと福村さんが来園。午後からめだかの学校の打ち合わせがあり、それを終えて立ち寄ったといわれる。数々のお土産をいただき、ひとりで一日頑張ったわたしに元気がよみがえった。

01/01/29(月) 05:37 六さん(JAG07563)


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