JAG07563 六さん 1月30日しんあい農園日記

 

2月10日ごろを目標に鶏舎の新築工事が進んでいる。現場で木を加工しながら組んでいく作業を毎日ふたりで、下関から通ってしてくださる。今朝は農園は銀世界で大工さんは「いやー、驚きました」を連発していた。とても山口県とは思えない冬の厳しさである。

この鶏舎が完成したらもう1棟つくってもらう予定であるが、土地が決まらないまま推移している。土地は2100坪もあり広いが、隣接の一段高い田の水が農園に湧き出す場所があり、いっそのことこの田を買うつもりで地主さんに年末から交渉しているが返事がない。欲しいというわたしの、いわゆる足元をみているのかもしれない。

井戸の工事代金を請求に造園の藤本さんが来たので現場を案内して、ここにユンボで深い溝を掘り、網のパイプを通してグリ石で埋めて排水すればいくらかかるか計算して欲しいと依頼した。土地を買うという煩わしい交渉より、自分の土地を工事して目的を果たすほうが近道だと判断した。

K君とタクロウ君コンビはなかなか調子がいい。その雰囲気が伝わってくる。鶏舎に入ってする仕事も教えたようで、K君は終日鶏舎を出入りして作業している。おかげでわたしは日ごろ気になっていることを片づけることができる。きょうは給餌器の高さを50個全部鶏の高さに合わせて調整した。低いと、鶏は足をかけて餌をこぼすし高いと食いが悪い。

午後からは山口市内の配達に出た今回は5ヶ所をまわった。少しづつ拠点が増えるので時間はかかるがタマゴの味についての手応えがあり嬉しい。家内は葬儀に出ているので次女が店番をしてくれた。夕方「完売」の張り紙がしてあるお店に帰った。

これまでの人生で、春を待つという気持ちはなかったように思うが、自然のなかで働くようになりあたたかい春を待つ心がうまれてきた。今年の春は特別の春になる。

01/01/31(水) 05:38 六さん(JAG07563)


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