JAG07563 六さん 2月3日しんあい農園日

マイナス4度で鶏舎の水は完全に凍りついていた。もう凍結時の手順もうまくなっている。が、わたしの指示にタクロウ君が不満気な態度を露骨にあらわしたので、その態度について朝一番きつく叱った。叱った後は普段どうりに会話をしたがなにか後味の悪さを残していた。しかし、ここまでの態度をするとわたしは許さないとうことは、長いつきあいをするならば彼は理解しておくべきだ。とも思っている。

K君が出てくる時間を過ぎても来ない。また自転車で来るのだろうか。など気をもんでいた。自宅に電話をしょうと番号を探していると家内から電話があり「風邪をひいたので休みます」という母親から連絡があったという。事故でなくよかったと一安心した。その会話を聞いていたタクロウ君が「K君は薄着でしたから」と教えてくれた。寒風をついて自転車で来たことも風邪の原因かもしれないが、とにかく薄着なのでタクロウ君のジャンパーを午後から貸し与えたという。その分タクロウ君は寒かっただろうが。

山羊の餌に頭をいためていた。一度も餌を買ったことはないが、いま生えているのは笹ぐらいしかない。白菜など野菜を買い与えているが、寒波でひと玉200円する日もある。ひと玉はあっという間にたいらげる。朝、頼んでいた乾燥牧草がきた。ドッグフードのようなペレッット状に加工してありよく食べる。地面においていたら糞なのか餌なのか判別できないぐらいで面白い。

鶏舎もほぼ全容が完成している。残りは内部の細かいところを残すのみである。シモバンから掃除部隊が来て、散らかった木屑やゴミなどを終日かけて掃除してくれた。松本さんも風邪をおしてきてくれ指示をとばしていた。

きのう訪れたダニエル カイザーさんが帰りに中山育雛場に立ち寄ったそうである。昼前に中山社長から電話をいただいた。ダニエルさんはわたしの農園で餌にこだわるならば、一番お金をかけずにできる方法は中山社長の現場で、農園専用の餌をつくり、それをわたしが受け取りに行くという方法がいいと、そんななりゆきになったといわれる。初対面のダニエルさんがそこまで心配してくださり、中山社長も検討してくださった。

ダニエルさんは機械をわたしに売ることはできないし。中山社長は雛を育てることが仕事で成鶏の餌をわざわざつくるという面倒なことを考えてくださっている。信じ難いおおきな善意が動こうとしている。ただ、ありがとうございます。を連発して電話をきった。月曜、中山社長を訪ねようと思う。

01/02/04(日) 05:20 六さん(JAG07563)


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