JAG07563 六さん 2月7日しんあい農園日記

最近雨がよく降る。地面が乾燥した日がここ2週間ぐらいないように思う。鶏の運動場に少しでも水溜まりがあると放すことはやめている。その水を飲まれるのが気になる。終日鶏舎にいると当然糞をする。

鶏糞は一度も処理せず放置している。それでも床を歩く鶏の足で土と混ざり臭いはほとんど気にならない。いまはこれでいいと思う。しかし、5年とか10年とか継続したとき、床が汚染され病気が発生しないという保証はない。床をどうするかが課題である。

宅配の都合で、夕方5時までにはタマゴを全部お店に運んでほしいという連絡を受け、きょうの第二便は早くお店に帰った。久しぶりに早く仕事を終えた感じで風呂に行くことにした。最近オープンした大型銭湯に行った。備長炭のサウナでハットとすることがあり、出て馬場さんに電話をした。

馬場さんは宮崎小林市で豚糞を回収して、それを完熟堆肥にする技術を持っており、その堆肥を農家に配りそこでできた有機野菜を出荷している。「馬場さんの堆肥には無限大の微生物が動いていると聞いているが、鶏舎の床にまいたらどうなるか」と尋ねた。わたしが想像していたとうりの返事がかえってきた。

養鶏資材のなかにも微生物で床を維持する商品が各種あるが、それは10キロ2千円ぐらいで、農園の鶏舎全部にまくとすれば数十万円はかかる計算になる。馬場さんは堆肥としてつくっているので値段を比較すると安い。早い時期にひとつの鶏舎で試験をして結果を出したいと思う。

新倉敷駅前の焼鳥屋の主がきょうも電話をしてきた。各地からいろいろな種類の鶏肉を手にいれて商品化しょうと思うが、鶏種もたしかに味のうちではあるが、飼い方もある。やはり運動している放し飼い、平飼いが一番いいと言う。いま、掃除仲間の協力で試験的に処理した鶏が冷凍されている。そのことを説明して、近々持参するか送るかするから解凍はどうすれば上手にできるか検討してくれ。と頼んだ。

試行錯誤の毎日。それがないと展開しない。

01/02/08(木) 05:25 六さん(JAG07563)

 

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