JAG07563 六さん 2月9日しんあい農園日記

K君が農園に着くはずの時間が過ぎても来ないので気になる。先日は「風邪でお休みします」と母親から電話があったが、きょうは連絡が無いので仕事をしながら心配がつのる。家内に母親の仕事さきを探して連絡してみてほしいと電話をしたのが9時過ぎだった。9時半、大工の村上さんの車が橋を渡ってきた、遠目に見ると助手席にK君の姿がありひとまず安心した。

K君にそのわけを聞いてみると、バス代が片道700円かかるので、自宅と農園の中間点付近のバス停まで自転車で行き、そこでバスに乗ろうとしたが時計がないので時間がわからず乗り遅れて次ぎのバスを待っていたという。そこを村上さんが通りかかったという物語であった。事故などなくひと安心した。人をあずかるという責任をあらためて痛感した。

午後から1時間昼寝をした。3時過ぎからは散髪にも行った。ゆったりと半日を過ごして5時半ごろの宇部線電車で下関に向かった。きょうは掃除に学ぶ会発祥の岐阜県は通称 大正村から田中社長ご夫妻が下関でご一泊されるので、ご縁につながる人たちで歓迎会を催すことになった。会場は下関掃除の会で朝食をご奉仕されている割烹 浪花の荒川さんご夫妻が引き受けてくださり、楽しみは倍増していた。宇部からは宮川・中島・山根さんとわたしの4名で、下関からは松村・倉本・廣中・松本・望月・福村・川本・村田さんが集まり14名の席だった。

そのたたずまいや器も味のうちである。さすが下関に浪花ありといわれる雰囲気がただよい、出されるものは全部美味い、特に、ふくの煮こごりは口のなかでひろがるゼラチン質の食感が最高だった。メインは当然大皿のふく刺しを堪能させていただいた。

田中社長ご夫妻も大感激されていた。散髪屋のマスターが「いろいろな研修に大金を使ってきたが、いまひとつ感激がない」とさきほど話していたが、今夜のこのご縁は、ただ自分の持ち場でお掃除を実践している。というだけのご縁なのに、初対面の方でも旧知の仲のようである。田中社長もその不思議さを何度も口にされた。

荒川さんや松村専務のおかげで超豪家な食事と日本酒に酔いしれて、片道60分最終電車で宇部まで帰った。駅に家内が出迎えてくれた。お掃除のご縁のすばらしさをあらためて感じた。

01/02/10(土) 06:04 六さん(JAG07563)


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