JAG07563 六さん 2月11日しんあい農園日記

昨夜、龍月園の社長と飲み始めたのが6時。だいぶ飲んだころ「足立さーん」と声がする。窓を開けると冷気が吹き込んできた。廣中電設の二名がまだ仕事をしていた。「井戸とトイレをつなぎましたから流してください」という。もう水タンクを積んで走ることはない。何人泊まろうが水に困ることはないだろう。

2日おきに300リットルのタンクを荷台に積んで走るわたしは、地域ではみなさんがご承知で「たいへんですね」とねぎらってくれる。その都度、貴重な時間を60分ぐらいは水にとられていたので、延べ時間で数えると何日も水を汲んだことになる。水があるということは、どれだけありがたいかを体験した。

きのう夕方に異常低温注意報が発令されたので、水はあるので鶏舎のニップルの排水を開き、チビチビ水滴が落ちるようにした。前回、各所が凍りついて破裂したが今度は水はあるから凍結には勝てると信じていた。朝7時その蛇口を見て驚いた。大きなツララで凍てついていた。気温を見るとマイナス5度。当然、全鶏舎の水はガチガチになり鶏は水が欲しくてざわついていた。日曜、わたしひとりで頑張る日の先制パンチをあびた。

バケツで水を汲んで鶏舎にいれながら、それでも心はウキウキしていた。それは、以前ならば汲む水がないので、とにかくタンクを積んで山水を運んでそれで対処してきたが、今回の凍結では水は手元になんぼうでもある。それが嬉しかった。

ひとりで採卵して、検査して、餌をいれて。それだけで一日が暮れていった。でもプラス洗車した。農園はじまって以来の贅沢をした。少しは手が冷たいが、農園で車が洗えるようになった実感を味わった。

01/02/11(日) 20:47 六さん(JAG07563)


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