六さん 2月12日しんあい農園日記

先日、家内の姉のご主人が出先の鳥取市で倒れそのまま亡くなられた。ところが鶏を飼うということは、不意なできごとには対応することができなく、ご葬儀には家内と長女が参列した。早くお参りしなくてはと思いつつ、その日がきょうになった。

6時に自宅を出る準備をしていたら、昨夜のうちに やたい村から200個の注文ファックスが届いていたのに気がついた。ということは相生市を往復して農園に立ち寄りタマゴを箱に詰めて納品する時間は、遅くても午後5時までがタイムリミットになる。「きょうは無理です」というシナリオはないから。

家内と愛犬を乗せて山陽道を走り、10時過ぎに竜野市の家内の実家そばの墓参りをした。家内の実家は娘3人が嫁に出たので絶えており、いまは納屋だけが竹薮に残っている。家内は自宅から用意した水で墓石を洗った。愛犬は不用意にもそばでウンコをした。家内の父親は28年、37歳で亡くなっていることを知った。家内が3歳のときである。竜野市の山奥で、いまは廃屋になってはいるが家内の故郷はここである。

相生市は石川島播磨造船でにぎわった街であるがいまは斜陽である。その景気のいい時期に先代が大通りに本屋を開業し、教科書販売まで手がけておられたが、代替わりとともに景気が悪くなり、特に駐車場がない昔のままの営業で経営が大変だったといわれる。脳溢血はそのせいかも知れない。お参りを済ませて、近くの中華料理でお昼をご馳走になった。

帰りは眠くてしょうがないので福山SAで家内に「10分」と言って寝た。夢をみるほど熟睡して目を覚ました。10分寝ればもう大丈夫。小郡で家内は自分の車で自宅に帰りわたしは農園に向かった。

すべてのことをタクロウ君が終えていた。すぐに200個を箱に詰めて山口市に向かった。連休最後の夕方は車が多く予定の5時を少し過ぎた。「タマゴでーす」と箱を抱えて大声でお店にはいったら、厨房からおばさんが「きょうは遅かったね」と小走りで出てきた。待たせてしまった。

6時半ごろ自宅に戻った「ホルモンの味噌煮でビールが飲みたい」と注文をつけた。尿酸値があがるメニューであるがこれが最高。きょうの走行820キロ。

01/02/13(火) 05:07 六さん(JAG07563)


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