JAG07563 六さん 2月15日しんあい農園日記

案の定、マイナス5度まで冷えていた。当然給水は凍りついている。この冬何度も経験したので慌てることはない。が、普段でも忙しい朝の時間に水を鶏に飲ませるという余分な作業が加わるので、タクロウ君とのチームワークが大切になる。

6鶏舎を開放すると寒気をついて鶏は運動場に出てくる。そこにバケツに水をはって置くと待ちかねたようにバケツに群れる。すぐに水位は半分近くまで減るので、30分ぐらいのうちに3度ぐらいふたりで補充してやると鶏は落ち着きを取り戻す。

先日まで水が不足していたので、この場合は農園横の川に降りてバケツで水を運ぶという重労働だったが、今回は有り余るほどの井戸水があるのでそれは楽に作業がはかどった。楽とはいっても寒さのなかで水を使うので、指先は痛いほど冷たい。

昼食もそこそこに済ませて下関の配達に向かった。今朝も早くから起きていたので眠けが予想されるのでコーヒーを一杯飲んで出たが、やはり30分も走ると眠くなり缶コーヒーとガムを買って走る。しかし関門海峡を望むマリン温泉付近で限界を感じたのでバス停で仮眠。5分ほど寝てスッキリと目覚めた。

下関の配達の最初はいつも浪花の荒川さん。きょうは先日ご馳走になったお礼を申し上げてタマゴをお届けした。特製の巻き寿司をつくっておいてくださりありがたくいただく。前回も気になったので思いきって質問した。

---なぜ板前さんは高下駄ですか?簡潔に教えてくださった。

1.まな板の高さは一定であるが、人の身長はまちまちなので下駄の高さでまな板に合わせる。

2.足元が冷えない。

3.足元が濡れない。

この3つということである。

イラストレーターの渡邊えっちゃんを下関の掃除仲間に紹介する日なので、南風泊市場で合流。最初は松村専務に引き合わせ、さっそく色紙にサラサラと専務の似顔絵が完成した。次ぎは河久の望月さん。奥さまとカップルで色紙におさまった。えっちゃんはテレビの仕事や、イベント会場で似顔絵を描くのが商売なので、できるだけ多くの人にご紹介しておけば、そのときがくればお座敷がかかると思って紹介している。

松村専務が社長をしておられる冷凍会社で、先月末に冷凍した鶏肉8羽分を受け取った。それを望月さんの会社で梱包していただき、倉敷の焼鳥屋と山口市の居酒屋のふたくちにわけてクール便で送るようにした。専務や望月さんのお力添えで鶏肉の具体化が進展している。

農園までいつもは国道を帰るが、きょうは疲れているので高速移動した。6時過ぎに戻ることができた。タクロウ君が最後の仕事をしていた。タクロウ君とわたしとで4人分ぐらいは働いていると思う。ほんとうによく働いてくれる。タマゴのお客様を訪問して自宅に戻った。

01/02/16(金) 05:20 六さん(JAG07563)


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