JAG07563 六さん 2月21日しんあい農園日記

 

毎日、鶏舎ごとのタマゴの量から産卵率を出している。鶏はストレスに非常に敏 感でそれが産卵をおおきく左右する。

一番大きく影響したのは、殺してしまう喧嘩が多発してクチバシを焼き切った昨年秋は、約半月ものあいだ産卵は大幅にダウンした。一日だけガクンと落ちたのは、夜中にすぐ近くの山に落雷があった翌日だった。そして、ジリジリ産卵率が落ちてジリジリ持ち直すのが今回の冬である。

宇部でマイナス8度という寒さを経験したが、鶏にとっても何度も飲み水が半日以上も凍りつような寒さはこたえたと思う。しかし、気温がゆるみはじめた最近、産卵率が少しずつ上向いてきた。薩摩鶏や徳地鶏のオスも盛んに鳴きはじめもうじき春がくることを感じさせる。

鶏舎を次に建築する場所の排水工事も進んでいる。昨年、近くの田に水を入れたら思わぬ個所から水が湧きはじめ、冬に植えたイチジクや栗などが全部根腐れして枯れた。今年はこの排水で使用可能な土地が拡大すると思う。

午後、広島の井辻さんを乗せて山口の河村さんが我が家に到着。ラーメンを食べに行こうというかねてからの計画であった。わたしが「小野田の三平ラーメンがうまい」と言ったものできょうの日になった。

三平は、いつも行列ができており10分ぐらいはその列に並ぶ覚悟が必要で、並んで人が食べている様子を見ているので、自分が食べる番になったときは待った分美味さを感じるのかもしれない。おじいさんとおばあさんの二人でつくっていた。一年ぶりぐらいに行ったら店がなくなっていた。近所の酒屋に尋ねたら、体調が悪くなり店をやめたという。

しかたがないので、宇部に戻り「大阪屋」と「大将」という、わたしが昔から通っている店をハシゴした。20代のころ一度、国道3号線、久留米の「丸星ラーメン」を食べて基山の「幸せラーメン」をハシゴしたことがある。今回は2度目のハシゴだった。年のせいか「もう一軒行きましょうか」とはゆかない。胃袋が重くなった。井辻さんはまだ2杯は食べられそうな余裕だった。

仲間がいろいろなかたちで交流してくださり、山奥の農園にこもったにしては交際範囲は逆に広がりをみせているからありがたい。

01/02/22(木) 05:24 六さん(JAG07563)


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